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まさか赤ちゃんが100円玉を食べてしまうと思わなかった叔父さんは真っ青です。誤飲したかどうかを確かめるため、大人二人で必死にお金を探したところテレビ台の下から無事に100円玉が見つかりました。
まだ幼い子どもから正確な状況を聞き出すのは難しいものです。その上に母が焦っていたり大きな声を出したりすると、子どもは怖がって余計に本当のことを言わなくなってしまうかも。緊急事態の際には難しいことですが、保護者の焦る気持ちをグッと抑えて冷静な対応ができると、子どもも本当のことを言いやすいかもしれません。
「普段と違う」を見逃さないで
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このお話は、息子の異変に気付いたママが速やかに医療機関を受診し、医師に親として気づいた違和感を強く訴えたことにより誤飲が明らかになったケースを漫画にしたものです。ママは息子が硬貨を飲む瞬間を見たわけではありませんが、その後の様子から誤飲が疑われると判断し、すぐに受診しました。そして医師に「大したことはないと思う」と言われても、違和感を訴えることをやめませんでした。
子どもの誤飲は命に関わります。大前提として異物を飲み込ませないように見守ることが大切ですが、万が一飲み込んだかもしれないときは、迷わずに受診し、検査を依頼しましょう。
「大げさだと思われるかも」と不安になるかもしれませんが、何もなければそれが一番。あとで「検査しておけば」と思うよりはずっと良いはずです。子どもの命を最優先した行動を取ったこの漫画のケースを覚えておき、いざというときは迷わずに受診する判断をしましょう。
また、誤飲したものによっては直後に吐かせていいもの、いけないものがあり対処法が異なります。受診前の応急処置に迷うときは、子ども医療電話相談事業「#8000」などを利用するのもおすすめです。
そして、もっとも大切なことは誤飲を起こさない環境を作ることです。誤飲の恐れがあるうちは、硬貨、小さなおもちゃ、ボタン電池が入った電子機器などは子どもの手が届かないところへ。子どもの目線は床に近いので、目が届くところに誤飲の危険性があるものを置かないように気を付けましょう。