Ⓒmiho.haha
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先生から誤飲の可能性は低いと説明されたものの明らかに普段と異なる息子の仕草が気になるので、レントゲンを撮って確かめてほしいと提案したママ。しかし、先生は元気そうな息子の姿を見て、わざわざレントゲンを撮る必要があるのか疑問を感じているようです。
診断結果に対して意見を言うのは、とても勇気が必要ですよね。しかし、専門知識を持っていなくても子どもを毎日見ているママの直感は侮れません。些細なことでも気になることを全て相談し、納得した状態で診察を終えられると良いですね。
「普段と違う」を見逃さないで
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このお話は、息子の異変に気付いたママが速やかに医療機関を受診し、医師に親として気づいた違和感を強く訴えたことにより誤飲が明らかになったケースを漫画にしたものです。ママは息子が硬貨を飲む瞬間を見たわけではありませんが、その後の様子から明らかに誤飲が疑われると判断し、すぐに受診しました。そして医師に「大したことはないと思う」と言われても、違和感を訴えることをやめませんでした。
子どもの誤飲は命に関わります。大前提として異物を飲み込ませないように見守ることが大切ですが、万が一飲み込んだかもしれないときは、迷わずに受診し、検査を依頼しましょう。
「大げさだと思われるかも」と不安になるかもしれませんが、何もなければそれが一番。あとで「検査しておけば」と思うよりはずっと良いはずです。子どもの命を最優先した行動を取ったこの漫画のケースを覚えておき、いざというときは迷わずに受診する判断をしましょう。
また、誤飲したものによっては直後に吐かせていいもの、いけないものがあり対処法が異なります。受診前の応急処置に迷うときは、子ども医療電話相談事業「#8000」などを利用するのもおすすめです。
そして、もっとも大切なことは誤飲を起こさない環境を作ることです。誤飲の恐れがあるうちは、硬貨、小さなおもちゃ、ボタン電池が入った電子機器などは子どもの手が届かないところへ。子どもの目線は床に近いので、目が届くところに誤飲の危険性があるものを置かないように気を付けましょう。