©hachi_mitsu89
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発達診断を受けぬまま娘は小学生になった
娘・ちいちゃんの発達についてきちんと調べるべきなのではないかと思いながらも、さまざまな葛藤から受けることができないままちいちゃんは小学生になります。入学して半年、学校生活にも慣れてきたころに行われた個人面談で、娘の算数のテストを見せられます。そこにはちいちゃんの名前以外何も書かれていませんでした。
発達検査を受けることへの不安な気持ちは理解ができます。結果をどう受け止め向き合えばいいのか…先のことを考え始めるとつい後のばしにしてしまったのではないかなと思います。
しかし、このあと担任の話を聞いたりっちゃんは、その判断を後悔することになりました。
先生の言葉に自分の判断を後悔した
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先生からは一斉指示が通りにくく、本人が困ったり落ち込んでいることがあると言われます。そして発達検査を受けることを勧められました。5歳のあの日、健診の予約をキャンセルしてしまった自分の判断を後悔し、取り返しのつかないことをしてしまったと感じたりっちゃん。
家では特に変わったところはなかったようですが、学校ではさまざまな困りごとがあったちいちゃん。まさか自分の娘が、という気持ちと、同時にやっぱりか…という気持ちもあったのではないでしょうか。
娘の本音がようやく聞けた
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帰宅し、ちいちゃんに何気なく「学校どう?」と聞いてみたりっちゃん。ちいちゃんはパパには言わないか確認したうえで本音を話してくれました。学校だと緊張してしまうこと、失敗が嫌なこと。先生の話がわからない時があって学校があまり好きではないこと。ちいちゃんは涙ながらに話してくれました。
小学1年生がこんな風に思っていたなんて…よほどつらかったのだと想像できます。小学生になると指示の仕方も変わるでしょうし、複雑なものも出てくると思います。普段の生活では何の困り事がなくても、集団の中に入ると付いていけなくなってしまったり、そんな自分に自信をなくしてしまったりするのかもしれません。
子育ては選択の連続。自分のことなら迷わず選択できるかもしれませんが、自分の子どものこととなると慎重になりますし、ついしり込みすることもあると思います。しかし、りっちゃんはちいちゃんの学校での様子を知り、ちいちゃんの本音を聞くことができました。あとは親としてできることをして、ちいちゃんの困りごとを減らしていくことが大事ですね。
りっちゃんの心配な思いに共感しつつ、発達に関する心配事は早めにプロに相談することが大切だと思わされるエピソードでした。