1. トップ
  2. トレンド・イベント
  3. エンターテイメント
  4. 「最悪な事態だ…」20代で母親の在宅介護、始めてすぐに起きた事件

「最悪な事態だ…」20代で母親の在宅介護、始めてすぐに起きた事件

がん・脳腫瘍を患い、60代という若さで寝たきりの生活になったたキクチ│片耳なんちょー(@kkc_ayn)さんの母親。キクチさんは母の介護をする父を手伝うため実家へ戻り、介護を手伝うことにします。順調に始まったと思った介護生活でしたが数日経ち、ある事件が起こります。介護の苦労や家族との時間の大切さを描いた『20代、親を看取る』、見どころをダイジェスト版でごらんください。

©kkc_ayn

©kkc_ayn

©kkc_ayn

©kkc_ayn

©kkc_ayn

母の要求に応えるも「違う!」

母の介護が始まって数日、キクチさんが寝ていると母に起こされ「氷が食べたい」と言われます。小さめの氷をコップに入れて持って行きますが「これじゃない。中が見えるやつに入れて」と言われ、ガラスのコップに入れ替えることに。しかし、それも「違う!」と言われてしまいます。

氷があれば十分に思えますが、どうやらキクチさん母の思う形ではないようです。難しい要求にどう応えるのでしょうか。

お互いにイライラしてきた

©kkc_ayn

©kkc_ayn

©kkc_ayn

©kkc_ayn

©kkc_ayn

透明のと言われたため、ガラスのコップに入れたキクチさん。しかし母はプラスチックのコップのことを言っているようです。母は要求が伝わらないことにイライラし、キクチさんは病気のせいで投げやりな話し方になる母にイライラしていました。そして「あんたじゃ伝わらない」と言われたことでキクチさんの感情は爆発してしまいます。

介護される側もする側もさまざまなストレスを抱えていますよね。他人であればそこまでイライラせず、淡々とできたかもしれません。しかし、家族だからこそ理解できない苦しさを感じてしまうのかもしれませんね。

母の言葉に父が怒った

©kkc_ayn

©kkc_ayn

©kkc_ayn

©kkc_ayn

©kkc_ayn

母の言葉に涙を流したキクチさんを見て、父は「家族だから言うんだ!」と母に対して声を荒げます。母は「病院のコップを持ってきて。わからないなら看護師さん呼んで」と話します。その言葉を聞き、キクチさんと父は顔を見合わせます。

漫画によると、母親は脳腫瘍の影響で短期的な記憶が残りにくくなり、自分が自宅に帰ってきたことを忘れてしまっていたそうです。

娘だからこそ、母の要求にこたえられないことや、父が母を怒る姿を見るのもつらかったと思います。家族の介護をするというのは想像以上の苦労があり、体力的にもメンタル面でも負担がかかるのですね。病気の影響とはいえ、少しずつ変わっていく家族を見るつらさもありますよね。

介護の負担を家族だけで抱え込むのは本当に大変なこと。この漫画には、いつかやってくる親の最期にどう向き合うのか、子ども世代として知っておきたい実例が描かれています。

実家に住み込み。母親のためにできることをしたい|20代、親を看取る

関連記事:

実家に住み込み。母親のためにできることをしたい|20代、親を看取る

キクチ│片耳なんちょー(@kkc_ayn)さんは、母親の介護のため、実家へ戻ってき…

【全話読める】
20代、親を看取る

キクチ│片耳なんちょー(@kkc_ayn)さんのインスタグラム

伝え方に悩む「死」の話。あなたはどう話しますか?|子どもに死を伝えた話#1

関連記事:

伝え方に悩む「死」の話。あなたはどう話しますか?|子どもに死を伝えた話#1

このお話はとあるママ(仮名・ゆりさん)の体験談をもとにしたものです。冒頭…

一人っ子の妻が抱える「介護不安」、どのように解消する?

関連記事:

一人っ子の妻が抱える「介護不安」、どのように解消する?

将来、必要になるかもしれない親の介護。いつ必要になるか、その時どうすれ…

おすすめ記事

「漫画」「在宅介護」「親」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧