©海原こうめ
©海原こうめ
©海原こうめ
©海原こうめ
流産したから近寄らない?
主人公・あみさんは、りなちゃんが流産したことを聞かされましたが、かける言葉が見つからず、そっとしていました。ところが、りなちゃんは「冷たい」と捉えていたようです。さらに、流産したから近寄ってこないと思い込んでいます。
夫の制止も聞かず、流産の話をし続けるりなちゃん。この場は、早々に解散することにします。そして、りなちゃんは夫に驚きの価値観を話します。
妊娠菌を信じていた
©海原こうめ
©海原こうめ
©海原こうめ
「知らないかな、妊娠菌」と、真面目な口調で語りだすりなちゃん。妊娠菌を信じていたからこそ、不妊治療中のあみさんへエコー写真を送ったり、母子手帳を見せに行ったりという行動をしていました。はたから見ると無神経と思われかねない行動です。
ですがりなちゃんは、あみさんを悪者だと思い込んでいました。
考え方が違いすぎる…
©海原こうめ
©海原こうめ
©海原こうめ
自分が悪者にされてしまった話を聞いたあみさん。ショックと飽きれる気持ちで、言葉もありません。
「夫の友人夫婦だから」と思い、仲良くしていました。ところが、価値観の違いが次第に明らかになります。結婚すると、夫の親せきや友人など、人間関係が広がりますね。時には、合わない人も出てきます。ないがしろにはできないため、距離の取り方に悩んでしまいますね。
当事者にしか分からない気持ちがある
©海原こうめ
よかれと思ってしたことが、相手にとっては無神経、あるいは薄情に感じられたりすることもあります。特に妊活・不妊治療はデリケートな問題。当事者にしかわからない気持ちがあり、一方的に決めつけることは、誤解を招き関係を悪化させることになりかねません。
お互いへの思いやりは必要ですが、価値観や状況も違う中で理解し合えるかどうかはまた別問題。もし、大きく価値観が違ったり、一緒にいて苦しくなったりする関係であるのであれば、距離を置くことも自分の心を守るひとつの方法ではないでしょうか。