©海原こうめ
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妊活している同士の友だち。仲良くなれると思っていたけど…
このお話は、海原こうめさんの読者さんが経験した話を基に描いた作品です。主人公の読者さんは妊活をしておりましたが、なかなか子どもに恵まれずにいました。
ある日、夫の友人夫婦が訪ねてくることになりました。友人の妻、りなも妊活中。妊活同士ということもあり、読者さんは最初のうちは心強い存在だったようですが…。果たしてどうなるのでしょうか。
無神経に妊娠報告をしてくる友人にモヤモヤが止まらない
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先に妊娠の報告をしてきたのはりなでした。しかも、妊娠検査薬の結果の画像を添付してきました。うれしいのは分かりますが、なかなか妊娠できずにいる気持ちを理解しているはずなのに、このような行為は少しデリカシーがないように感じますよね。
読者さんがこれを見てどういう気持ちになるのか、少しでも考えたことはあるのでしょうか。妊娠はとてもうれしく喜ばしいことです。しかし、妊活をしてなかなか授からない人の気持ちを考えれば、それがどんなことであるか分かるはずです。
母子手帳はおなかにわが子を授かった証。つまりそれは、妊娠を望む人にとって、とてもうらやましいものでもありますよね。主人公の読者さんがどんな気持ちで母子手帳を受け取ったのでしょうか。どんなにうれしいことがあっても、人の気持ちは尊重したい。そう思える場面ですよね。
おめでたいけど、心からお祝いできない…
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りなにどのくらい悪気があるのかは分かりかねます。しかし、相手の気持ちを無視して自分勝手に発信していることは分かります。
子どもがほしくて真剣に妊活をしている人にとって、他の人のおめでたい話は時にとてもプレッシャーを感じたり、つらいと感じるか少し考えれば分かるはずですよね。
妊活はとてもデリケートな問題です。タイミングは人によって違うということは理解できるものですよね。妊活に取り組んでるのであれば、授からない気持ちも理解できるはず。どんなことでも相手を思いやる気持ちは大切ですね。