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自分のしていることが、娘にとって正解なの?
足をケガしたことで、まろさんの娘・メメちゃんは、手当を拒否するように。半年経ってもそれは変わらず、まろさんはケガをしないよう、気をつけるようになります。それでもケガは防ぎきれません。このままずっと、手当を拒否し続けたら…と思うと、親としてどうするべきか、悩んでいました。
子育てに正解はないとわかっていても、まろさんはとても悩んでいるようですね。
後悔と安心のくり返し
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「ケガをしてほしくない」という思いと「思いっきり遊んでほしい」という2つの気持ちの間で揺れ動いていた、まろさん。メメちゃんがケガをしてしまうと、自分を責めて後悔し、大丈夫だとわかると安心する…ということをくり返していました。
子どもはケガをするものですし、成長途中なのだから転んで当たり前です。ですが、不安から、つい声かけをしてしまうというのは、すごく理解できますよね。それも度が過ぎてしまうと、子どもの成長を妨げたり、経験する機会を奪ってしまったりするかもしれません。そのバランスはとても難しいところですよね。
「かっこいい」と言ってくれた祖父
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まろさんの父の言葉で、自分が経験した、たくさんのケガや経験を思い出していました。自分がそうだったように、メメちゃんもそうやってさまざまなことを経験し、大人になるのだということを気付かされたまろさん。そして、親として自分にできることは、メメちゃんのケガを受け止める覚悟だと感じます。
全ての危険を親が防ぐことはできませんし、子どもは少しずつ親の手を離れ、社会の中での時間が増えていきますよね。「失敗させない」「ケガをさせない」ということが大事なのではなく、さまざまなことを経験し、立ち止まったり泣いたり、時には休んだりしながら、成長して行く過程が大事なのではないでしょうか。
転んだことがなければ、その痛みを知ることはできません。次はどうすれば転ばないかを、学ぶこともできないですよね。子どもにとっては、全てがかけがえのない経験。成長のための、大事な通過点なのかもしれませんね。そんなことを感じさせてくれるエピソードでしたね。