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ある日、娘のメメちゃんを連れて屋内の遊び場へと来た、まろさん。「前見ないと転ぶよ」と注意した矢先、メメちゃんが転んでしまいます。転ぶこと自体はよくあることでしたが、いつまでたっても泣きやまないメメちゃんに違和感を覚えます。そして、痛がって泣くメメちゃんを見て、すぐに病院へ行こうと決心しました。
子どもはよく転びますし、親としては「またか…」という気持ちになりますよね。しかし、泣き方や痛がり方がいつもと違うというのは、見た目ではわからなくとも、大きなケガの目安になるものですよね。
一週間、安静を言い渡された娘
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激混みの整形外科で、メメちゃんの機嫌は最悪でしたが、どうにか診察やレントゲンを終え、医師から説明を受けます。幸いにも、骨折などの大きなケガではなかったものの、「靭帯損傷」のため、一週間足を固定しなければいけないと言われます。
じっとしていられない子どもにとって、足を固定して安静に…というのは、難しいことですよね。メメちゃん自身が我慢することはもちろんですが、まろさんにとっても大変な一週間になりそうですね…。
安静なんて無理では?そう思っていたのに…
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整形外科で処置を受け、ぐったりした様子のメメちゃんをほめてあげた、まろさん。帰りの車内で、改めて先生に言われたことを思い返します。安静なんて無理なのでは…?と心配していましたが、まろさんの思いとは裏腹に、メメちゃんは自分で歩こうとはしませんでした。
安静にしてくれているのはありがたいことですが、普段はやんちゃにしている娘が、全く歩かなくなったら心配になりますよね。まだ痛みがあるのか、それとも固定されていることが気になって歩けないのか…。自分の気持ちを話せない年齢なだけに、理由がわからないことがもどかしいですよね。
子どものケガはできれば避けたいものですが、転んだり擦りむいたりすることは、経験として大事ですし、避けては通れないことですよね。親が先回りしすぎて、ケガをしないように全ての危険を排除していくことは、現実的ではありません。子どもにとってもベストなことではないはずです。そのバランスはとても難しいものがありますが、そうやって一つ一つ悩みながら、親になっていくのではないでしょうか。
歩かなくなったメメちゃんの気持ちに寄り添う様子が、丁寧に描かれている作品です。