©︎ママリ
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「どうかいい方向にいきますように」祈りながら児相へ通告
事故の一歩手前だったにも関わらず、子どものことを一切見ていなかった中野さんのママ。主人公はその様子を見て児童相談所への通告を決意します。中野さんの子どもたちのことを思ってという気持ちもありつつ、近隣の人にもさらなる事故の危険が及ぶのを危惧した点もあるかもしれません。事故を未然に防ぐためには、中野さんの家の現状を児童相談所に知ってもらうことが必要だと、主人公は気付いたようです。
見た内容を匿名で記入し、児童相談所へと通告した主人公。「どうかいい方向にいきますように」と祈りながら送信ボタンを押します。
市の車を見てホッとした
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翌日、中野さんの家のそばを車で通ってみた主人公。中野さんの家の前に市の車が止まっているのを確認し、児童相談所が動いてくれたのだと実感し、ホッと胸をなで下ろします。
中野さんにとってはいきなり児童相談所がきて驚いたかもしれませんが、このできごとをきっかけに、しっかりと子どもと向き合ってほしいですよね。そして、親自身に助けが必要なのであれば、これを機に適切なサポートが受けてほしいですね。
通告は「間違いじゃなかった」と感じたできごと
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後日、公園で中野さんの子どもたちとパパを見かけた主人公。子どもたちは以前よりも明るく見え、パパは子どもたちのそばで声をかけて遊ぶ様子をしっかりと見ていました。主人公の通告がきっかけで、何か変化があったのかもしれません。
さらに、主人公は自分以外にも中野さん一家の異変に気付いていた人がいたことを知ります。もしかしたらこのママも、通告すべきか悩んでいたのかもしれませんね。
『近所のパパママを児相に通告した話』は、自分が主人公の立場だったらどうしていただろうかと考えながら読める作品です。通告は勇気がいることですが、それによって通告された側が救われるケースがあるということも知っておきたいことですね。