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うさぽさんは、妊婦とトキソプラズマに関する記事を見つけてパニックになります。
妊娠中のトキソプラズマ感染について、埼玉県の獣医師会は以下のように情報提供しています。
妊娠とトキソプラズマの関係ですが、ほとんどの場合、感染しても母体は正常で無症状ですが、妊娠中にトキソプラズマの初感染を受けた場合、約30%が経胎盤感染し、数%から20%に典型的な先天性トキソプラズマ症状(顕性感染:胎内死亡、流産、網脈絡膜炎、小眼球症、水頭症、小頭症、脳内石灰化像、肝脾腫など)を発症します。出生時無症状であっても、成人になるまでに網脈絡膜炎や神経症状(てんかん様発作、痙攣など)等を呈することもあり、トキソプラズマ胎内感染の実態は不明であるのが実状です。 ※1
猫によるトキソプラズマに感染したからといってすべてのケースで胎児に影響が出るわけではありません。
ただ、妊婦であるうさぽさんがトキソプラズマについて知って不安になる思いは理解できます。
もちろん、猫そのものに害があるわけではなく、妊娠している方がいて猫を安全に飼っている家庭もあります。しかし、衛生管理されていない義母の猫に対してうさぽさんが不安を感じるのであれば、その猫とは距離を置いて生活するのも選択肢ですね。
ペットをめぐる家族間での問題を描く作品
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この漫画は、ペットをめぐる考え方の違いから家族間のトラブルに発展するお話です。うさぽさんの義母は、夫を亡くした後、知人から子猫を引き取りました。猫は、うさぽさんにはなつくのですが、幼い長男に対し、明らかに威嚇します。
しかも義母は、猫を家と外を自由に行き来できるように放し飼いし、衛生管理に無頓着です。うさぽさんの夫から「猫を放し飼いにすると外から菌を持ってくるかもしれないのでやめてほしい」とお願いしましたが、義母は聞く耳を持ちませんでした。
義母は、猫が子どもをひっかいても「子どもが猫の嫌がることをしたから」と深刻に受け止めず、そばを離れずに見守るなど、孫を守るための対策をすることがありません。うさぽさん一家は、愛猫の行動を見守らない義母に対して不安を抱えます。
うさぽさんは義母との距離感に悩みますが、子どもたちの安全を守るために距離をとりながら生活することに。飼われている猫自身には責任はなく、適切に管理すれば飼い主や周囲の家族と好ましい関係を築くことができます。周囲に迷惑や心配をかけないようにペットを管理するのも飼い主の責任ですね。
- 日本動物医療センター「猫と妊婦さんの重要な感染症~トキソプラズマ症~」(https://jamc.co.jp/cat_colum/2503/,2023年7月16日最終閲覧)