里親に譲渡！寂しいけれど、すばらしい「猫生」を心から願う

里親に譲渡！寂しいけれど、すばらしい「猫生」を心から願う｜一週間だけ家族だった猫の話

子ねこを飼えないと分かりつつも、自宅に連れ帰った主人公…。保護した子ねこの里親を探すことに。里親探しをするうち、子ねこに情がわいてきました。「できれば自分で飼いたい」と考え始めます。そんな時、里親候補があらわれ…。子ねこにとって「何が一番幸せか」を考えさせられるお話、忍者ママ(©mother_ninja)さんの漫画作品『一週間だけ家族だった猫の話』最終話をごらんください。

©️mother_ninja

ついに子ねこの譲渡先が決まりましたね。子ねこと一緒にいられる最後の2日間、主人公はできる限りの愛情を子ねこに注ぎました。

そして、譲渡当日…里親さんに子ねこのことをいろいろと伝えようとしていたようですが、口を開くと涙が出そうで何も言えなかった主人公…。その後、友人から送られてきた子ねこが幸せそうに暮らしているのを見て、心から安心したのではないでしょうか。子ねこの幸せを自分のことのように考えられる主人公はとてもすてきですね。

主人公は、一緒に暮らすことで子ねこに情がわいてしまい「手放したくない」と葛藤しながらも、「子ねこにとっての幸せ」を考えぬきました。そして、自分にできることを一生懸命に行った主人公の姿がとても印象的です。

この物語の主人公のように、目の前にある命の幸せを一番に考えて行動できる人でありたいですね。そして、人間の身勝手さによって捨てられる命がないことを心から願います。