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乱暴な甥っ子に手を焼く日々…
この物語りの主人公は千秋さん。千秋さんは現在妊娠中です。結婚を機に夫の実家に住み、夫の家族と同居生活をしています。
そんな千秋さんには悩みがありました。それは乱暴な甥っ子のカン太くん、そしてそれを決して叱らない義姉の子育ての方針でした…。
親の背中を見て育つ子ども
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家族三人で楽しい時間を過ごした千秋さん。しかし、帰宅すると義姉は、千秋さんに怒りを爆発させます。カン太くんを置いていったことが許せなかったのです。
そんな母親の姿を見たカン太くんは、素直に千秋さんに謝罪をします。子どもは親の背中をみていろいろいな意味で成長するのですね。乱暴だったカン太くんに少しずつ善悪の判断がつくようになっていきます。
1人で子どもを育てることはとても大変なことでしょう。しかし、かわいそうという理由で必要なしつけをしなかったり、お角違いな怒りをぶつけることはやはり間違っていますよね。
幸せの形は人と比べるものではない
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一連の騒動の後、千秋さんの夫は実家をでる決意をします。そして数年、義姉との距離を取ることにしました。千秋さんに平穏な日々が訪れます。
久しぶりに再会した義姉は再婚が決まり人が変わったようになっていました。これで幸せになれるという義姉。幸せの定義は人それぞれですが、きっと義姉は千秋さんが羨ましかったのでしょう。しかし、他人の幸せの形ばかり追い続けて嫉妬していると、自分の大切なものを失うことに繋がりかねません。
カン太くんは幸いいい子に育ちましたが、義姉はどのくらいわが子と向きあう時間を作れたのでしょうか。どんな家族の形だっていい。大事なことは親としての責任を果たすことです。義姉一家の平穏は日々が末永く続くことは願う一方で、幸せを追い求めすぎて、大事なことを見落としてしまいたくないと思える作品ですね。