©人間まお
結婚する気がなかった人生だったけれど
このお話は、人間まおさんが恋愛観を描いたエピソードです。主人公はつぐみさん。30歳手前といういわゆる結婚適齢期に恋人はおらず、母親から発破をかけられる日々。つぐみさんは周囲の結婚や出産の報告を聞きながら、自分はそうなりたくないと思うようになっていました。
ある日、そんなつぐみさんを変える出会いがあります。
尊敬できる、大好きな彼
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恋愛・結婚にまったくいいイメージを持っていなかったつぐみですが、大好きな彼・斗真に出会ったことで人生が激変。尊敬できる相手と恋をしたことで、世の中が輝いて見えるほどだったと言います。
しかし、ほどなくして知りたくなかった現実を目の当たりにすることに…。
彼には「セフレ」がいた
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なんと、斗真にはセフレがいることが発覚します。彼氏が女性関係にだらしないことがわかると、疑う気持ちがふくらみますよね。相手をいくら好きだと思っていても、自分以外に関係のある女性がいることは、つぐみにとって簡単に許せることではなかったようです。
つぐみさんはこの事実に傷つきながらも、斗真が好きな気持ちがなくなることはなく、別れられないと考えます。しかし、斗真の女癖を許すことはできません。悩んだ挙句、信頼できる友達に相談することにしました。
「自分を大切にして」友人の喝に心が揺れる…
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斗真を疑いながらも、別れるという選択ができないつぐみさん…。そこには、他の人と付き合ってもまた浮気されるかもしれないという恐怖心、さらに浮気を自分で飲み込めればいいのではという、つぐみさんなりの思いもありました。
悩むつぐみさんに友人は「もっと自分を大切に」というアドバイスをします。浮気が許せないという価値観をねじまげてまで、斗真のそばを離れようとしないつぐみを諭す意味があったのでしょう。恋愛に限らず、自分の人生は自分のもの。どうすべきなのか、自分に向けられたアドバイスを受け止め、自分の価値観を軸にして人生の判断ができるといいですね。