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覚悟はしていたけれど
大学病院での検査の結果、「右耳は完全に聞こえていない」と医師から告げられてしまいました。さらに、「これからも聞こえることはない」とはっきり言われてしまいます。
ある程度、覚悟はしていた忍者ママさん。ですが、詳しい検査を受けたのちに、改めて事実を伝えられると落ち込んでしまいます。すると、主治医が思わぬ言葉をかけてくれました。
医師の温かい言葉で心が軽くなった
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落ち込む忍者ママさんに、優しく声をかけてくれた医師。「完璧な人間はいない。息子さんは右耳が聞こえないだけ」という言葉に、忍者ママさんは救われた思いでした。さまざまな障害や病気のある人を見てきた医師の言葉には説得力を感じます。
忍者ママさんにとっては、突然明らかになった息子の難聴。現状を変える方法はないため、拍子抜けしてしまうほど、診察はあっという間に終わりました。医師からの「壺を買わないで」という言葉には、こうした親を狙った悪質な詐欺があることを感じさせられます。こうした忠告も医師ならではですね。
難聴が判明した長男に質問してみた
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思い切って「右耳が聞こえなくて不便ではないの?」と聞いてみた忍者ママさん。すると、意外な答えが返ってきましたね。長男にとっては、生まれたときから「右耳が聞こえないことが日常」なのです。そのため、本人は不便さを感じていないと言います。
自分の障害を自然に受け入れ、決して悲観しない長男の姿はたくましいですね。忍者ママさんも、長男のポジティブな考え方に救われています。子どものたくましさや医師の温かい助言に心を動かされるエッセー作品でした。