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児童館で叱らない育児を試し、手ごたえを感じたあさ子。周囲には迷惑をかけたものの、自分では「うまくやれた」と自信をつけてしまい、友人の結婚式に出席することを決めました。あさ子の夫は、結局あさ子任せの状況。双子の面倒をお願いされても自分には無理だとあきらめているようです。
そして、結婚式前日、意気揚々と新幹線に乗り込んだあさ子たちですが、早速注意を受けてしまいました。子どもと公共交通機関を利用するのに「まったく叱らない」というのは難しいように感じます。マナーを守らせるよう努力するのも、親の役割ですよね。
本当の友だちは、お互いのことを思い合える存在
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主人公・みやこは、高校時代からの親友・あさ子を新築の自宅に招きます。その結果、あさ子の子どもたちによって新築の床に穴を開けられてしまいました。ところが、あさ子は悪びれるどころか「子どもがいればいずれこうなる」と開き直るばかりです。
遊びたい盛りの子どもの行動は読み切れません。それでも、親が謝罪もせず逆上したら、許せませんよね。
みやこは、高校時代にいじめられていた自分を助けてくれたあさ子に恩を感じていました。そのため、以前からあさ子の言動に不信感を抱いていながらも、なかなか友人関係をやめることはできなかったのです。
今回のできごとで、みやこはあさ子に対して補修費を請求した上、言い逃れできないようにきぜんと対応しました。友達としての縁は切れてしまいましたが、子どもがしたことの責任を取れない相手とはお付き合いを控えるのが賢明かもしれません。
たとえ子どもがしたことでも、親は常識的な責任を取らなくてはいけませんね。親としての振る舞いについて考えさせられる作品です。