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たった10歳で知った、越えられない大きな壁|10歳だった

この漫画はさき(@sa.ki.ro.ku)さんが小学生の時に経験した、忘れることのできない「初恋」のお話です。クラスメイトで両思いとなったサクちゃんと前橋君。しかし、前橋君のお母さんの意向で、2人は別れることに…。それは「宗教上の都合」によるものでした。その日から、会話もなくなってしまうのですが、「このまま終わりたくない」と思ったサクちゃんは前橋君に声をかけます。自分の思いにふたをしていた前橋君。突然関係が終わってしまったことを涙して謝るのでした。そして、前橋君がサクちゃんに渡したものとは…。『10歳だった』第15話をごらんください。

©sa.ki.ro.ku

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本当は初めての「デート」をする日でした。悲しいことにも、「お別れのあいさつの日」となってしまいました。もし、本当に「宗教上の都合」で転校するのだとしたら、サクちゃんが感じるように前橋君の「幸せ」になっているのでしょうか。

宗教だけでなく、親の思想や価値観が子どもの気持ちを無視し、苦しめているのだとしたら…それは誰のための「幸せ」なのでしょうか。子どもにも自分の「幸せ」を考える権利があります。子どもは親の所有物ではありません。親は子どもを守り、子どもにとって何がよい選択なのか、共に考え導く存在でありたいですね。

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【全話読める】
10歳だった

親の思想が子どもの不自由とならないために

10歳の小学生のサクちゃんと前橋君は、漫画を通して交流したことで恋心が芽生え両思いとなりました。しかし、前橋君のお母さんの信仰のもと、2人の交流も初恋も打ち砕かれることに。

親が何を信じるかは自由だと思います。しかし、親が信じるものを家庭の教育として子どもに強要することは、時として子どもの人権や自由を侵害してしまうことも…。

もちろん子どもの身を案じ、子どもの交友関係に親が介入しなければならない場合もあると思います。ですが、子ども同士にも立派な人間関係と社会が存在します。それを親の思想や価値観で一方的に崩すことは、親や社会に対して不信感を抱くきっかけとなることもあるでしょう。

この漫画を通して、信仰だけでなく、親が子どもに「教育」と称して、考え方を押し付けたり支配したりしていないか考え直すことが大切だと感じました。幼い子にとって、親の存在や発言は、大人が思う以上に絶対的な「正義」として子どもに強い影響を与えると思います。

親がもつ影響力が子どもの負担や不自由につながることは、とても不本意なことです。親は子どもがさまざまな知識を持ち、自ら選択して決められるように導く存在でありたいですね。

さき/Saki(@sa.ki.ro.ku)さんのインスタグラム

さきさんのブログ『はなみのル!』

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