©chinakichi72
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いつもの日常と思っていたのは私だけ。ある日突然夫が消えた…
これは、ちなきち@電子書籍配信中(chinakichi72)さんがフォロワーさんの実体験を基に描いた作品です。主人公のユカリさんはある日、娘と帰宅します。ユカリさんにとってはいつもと変わらない日になるはずでした。しかし、この日、いつもならすぐに出迎えてくれるはずの夫の姿が見えません。
夫は突然、家族の前から姿を消したのです。果たして、ユカリさんの夫はなぜ、家から出ていってしまったのでしょうか。
妻のイライラの矛先は…夫の苦悩など知らなかった
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特に大きな問題もなく普通の家庭だったはずの、ユカリさん一家。それがある日、何の前触れもなく夫が家からいなくなってしまうなんて…。漫画の読み始めから心臓がざわつくような展開です。夫の家出をする理由は?そもそも家出なのでしょうか。
ユカリさんは考えをめぐらせ、あることに気づきます。「私が、夫を追い詰めていたかもしれない」と。
育児や家事に追われるイライラ、皆さんはどう発散しますか。筆者もやってしまいがちですが、人にあたってしまうという方もいるでしょう。主人公のユカリさんも、イライラを夫にぶつけていたと自覚します。
この後、ユカリさんは夫の外での顔を知っていくのですが、その1コマ1コマが胸に突き刺さります。皆さんは夫の今の状況をどのくらい把握していますか。筆者はこの漫画から自身を振り返り、職場での夫の様子についてあまり知らないことに気が付きました。
「一緒に生きる」ということを改めて考える
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人の心は思った以上にもろいもの。そして限界を超えて壊れた心の修復にはとても時間がかかると思います。
家事や育児はもちろん、仕事も大変です。夫婦がお互いに見えない部分があるからこそ、見えないところで相手がどれほど疲れているか、想像することも大切なのかもしれません。
夫が疲れているときは、頑張ってと応援するよりも、頑張らないでいいよとストップをかけてあげたい。頑張ってるねと認めてあげたい。この漫画を読み終えたとき、筆者はそんな気持ちになりました。
夫婦で一緒に生きるということは、お互いのつらさも一緒に背負っていくことなのかもしれません。家族だからこそお互いをねぎらい、夫も妻も心が限界を迎えることがないように支え合っていきたいものですね。