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「夫が好きだった」モラハラ夫と離婚するまで10年もかかったワケ

(この作品は、とあるママの体験談を漫画化したものです)高校生のころ、バイト先で知り合った今の夫。卒業と同時に結婚し、同居生活がスタート。義両親からは本当の娘のようにかわいがってもらい、順風満帆な生活を送っていました。ところが、夫は転職をしたころからストレスを家で発散するようになり…。『モラハラ夫から逃げてきた』をダイジェスト版でごらんください。※漫画の中にモラハラに関する表現があります。苦手な方はご注意ください。

©ママリ

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モラハラ行為は妻に対してだけ…

順風満帆な結婚生活を送っていた主人公。ところが、夫は転職をしたころから仕事のストレスを家庭内で発散するようになります。毎日、子どもがいる前でも構わずに怒鳴り散らす夫…。しかし、同居している義両親の前でモラハラ行為をすることはありませんでした。

そして、次第に主人公の心は壊れていきます。うつ状態となってしまいました。

心療内科の受診がきっかけで

©ママリ

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夫からのモラハラをを受け続けたことで、うつになってしまった主人公。心療内科へと足を運びます。そして、医師に相談したことがきっかけで、夫のモラハラは落ち着きました。主人公も、夫と向き合い、いい方向へ変わっていくよう努力を続けます。

ところが、穏やかな日々は長くは続きませんでした…。

繰り返されるモラハラ

©ママリ

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幼稚園で出会ったママ友と仲良くなり、裁縫サークルに入った主人公。趣味と友だちを見つけ、生き生きと過ごしています。ところが、そんな主人公の様子が面白くない夫。モラハラが再発してしまいました…。

いいときと悪いときの落差が激しいモラハラ夫。いいときがあったからこそ、夫と向き合い、何度も再構築しようと努力を続けました。

ところが、モラハラ加害者は相手を思い通りにコントロールするために、急に優しく接したり、今までのことを謝罪し態度を改めたりします。ですが、これは一時的なことでした。

本作では、モラハラが激しかった時期と穏やかだった時期とが交互に描かれています。そのため、「これはDVだ」と気づいて離婚するまで、何年もかかりました。

モラハラの渦中にいるときは、まさか自分が被害者だとは気づきにくいと言われています。「おかしいな」と思ったら、信頼できる機関に相談するなどして、客観的に現状を見つめ直すことが必要です。

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【全話読める】
モラハラ夫から逃げてきた

自身の体験を発信することについて、原案者であるはぴはろさんは以下のように語っています。

「私の体験談を読んでいただき、ありがとうございます。すてきな漫画にしてくださり、大変感謝しております。自分で読みながら、時折思い出して涙が出てしまいました。

私がこの体験をつづったのは、同じような苦しみの渦中にある女性たちの『なにか行動してみよう』と思えるきっかけになれたらと思ったからです。

それまで夫との生活の現状維持に必死だった分、何もかも捨て、大切なものを守るのは大変だし、しんどかったです。

でも、行動してよかった。私はカゴから飛び立てました。

まだまだ自分のなかの葛藤がないわけではありませんが、今は仕事も家庭も恋愛も、極めて順調です。数年前の私がどう思うでしょうか。自分でもびっくりです。

こんな人もいるのだから、得たい未来を諦めてほしくないと思います。
読んでくださった皆様が、この漫画から受け取れるものがありますよう願います」

配偶者からのモラハラやDVについては、公的機関への相談もできます。下記リンク先を参考ください。

内閣府 男女共同参画局 被害者を支援する相談機関の説明と連絡先一覧

内閣府 男女共同参画局 配偶者暴力相談支援センター

原案:はぴはろ

イラスト:西谷まみ

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