©miico_no_kurashi
©miico_no_kurashi
©miico_no_kurashi
©miico_no_kurashi
©miico_no_kurashi
©miico_no_kurashi
©miico_no_kurashi
©miico_no_kurashi
©miico_no_kurashi
思春期のみぃ子さんにとって、友だちに蒙古斑を見られることは大きな悩みでした。勇気を出して母親に相談したものの、相手にされずむなしさを感じています。
大人からすると大したことないと思える悩みでも、思春期の少女にとってはとても深刻な問題。こんなときは、やはり家族など身近な大人に寄り添ってもらいたいですよね。
思春期の心と体の悩みには、大人のサポートが大切
©miico_no_kurashi
©miico_no_kurashi
©miico_no_kurashi
生まれつきの青いあざのような蒙古斑は、日本人のほとんどにあり、通常なら5〜6歳までに消えます。しかし、大人になっても消えずに残る人が全体の3%ほどいるそう。この漫画の作者・みぃ子さんもその1人です。
小学生になったみぃ子さんは初潮を迎え、体は大人の女性へと変化しているにも関わらず蒙古斑は消えませんでした。特に、修学旅行のお風呂で、友だちに蒙古斑を見られることが心配の種に。修学旅行当日は「生理になりました」とうそをついて1人で入浴します。
蒙古斑の悩みを母親に相談しても、まともに相手をしてもらえませんでした。みぃ子さんは明るくおちゃらけたイメージがあったからか、母親も深く考えずにからかってしまったのかもしれません。しかし、その度にみぃ子さんは傷つき、1人で悶々(もんもん)と悩んでいました。
思春期は心と体が変化する時期で、発達の過程も人それぞれ。周囲からすれば小さなことに思えるような内容で、深く悩むこともある時期ですよね。周りの大人は子どもの悩みを勝手に軽く解釈せず、じっくりと理解して支えたいですね。
- 日本形成外科学会「太田母斑・異所性蒙古斑(青あざ)」(https://jsprs.or.jp/general/disease/umaretsuki/hifu/otabohan.html,2023年11月15日最終閲覧)
- 舟橋ひとみ「小児を対象としたレーザー治療:異所性蒙古斑」(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jslsm/42/1/42_jslsm-42_0002/_html/-char/ja,2023年11月15日最終閲覧)
- 川崎たにぐち皮膚科「異所性蒙古斑」(https://k-derm.net/treatment/treatment026,2023年11月15日最終閲覧)
みぃ子【ズボラ女のエッセイ漫画】(@miico_no_kurashi)さんのインスタグラム