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学校ではイチくんの紛失物について、学級会を開いたり犯人を探したりするようなことは行われませんでした。あくまでも彼が『なくしてしまったもの』という扱いだったようです。
一方でお母さんはすぐに、教科書などを新品で用意してくれました。しかしイチくんには、モヤモヤが残るようです。
教科書を失って得たものとは?
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主人公・イチくんは、学校の机に入れていた教科書を次々となくしてしまいます。母親に心配をかけまいと黙っていたのですが…。絵の具セットと習字道具までなくなったことが決定打となり、担任や母親に打ち明けました。その後、クラス全員で学校中を探しましたが、見つけることはできませんでした。
母親が新品を用意し、クラスメートもこのできごとを忘れかけていたころ、大掃除の日、上級生の女の子が「空き教室で見つけた」とイチくんがなくしたものを全て届けにやってきました。その子は同級生・シズちゃんのお姉ちゃん。シズちゃんとはかつて、バレンタインにちょっとしたいざこざを起こしてしまっていました。
イチくんは自身の行動からトラブルが起きてしまったのではないかと反省します。一方、このトラブルを通じて友人や母の気遣いにも気づくことができました。『ぼくの教科書がありません』は小学生の素直な思いを感じられるエッセー作品です。
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