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誰とでも友だちになれる人間だと思っていたのに…
中村こてつさんは、子どものころから誰とでも親しくなれる性格でした。学校、職場など自分が関わるコミュニティーの人たちは良好な関係を築くことが大事だと思っていた中村こてつさん。
転職先でもその思いは変わりませんでした。また、誰とでも仲良くなれると信じていました。それが、とある職場の先輩に出会ったことで、その考えはくつがえされることになります。
自分が相手を怒らせていると分かり、憂鬱になる…
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イライラすることがあると、物にあたる性格の先輩のAさん。中村こてつさんは、そのイライラの原因に自分が関わっていることに気づき、Aさんとの距離を縮めることができずにいました。
自分に敵対心を持っている人とのコミュニケーションは難しいですよね。どんな人とも仲良くなれると思っていた分、Aさんの態度に恐怖を感じたことは中村こてつさんにとってショックなできごとだったかもしれません…。
あからさまな態度は、見ていて気持ちのいいものではないでしょう。特に職場という日常的に接する環境で、相手を攻撃するような言動は、大人として疑問をいだいてしまいますよね。
会社の人は、あくまで会社の人。それでいい
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Aさんと仲良くできないことが憂鬱になり、夫に相談をする中村こてつさん。その返答は中村こてつさんにない考え方だったようです。「業務上の関係性で必要以上に仲良くなる必要はない」この考えは、中村こてつさんにとっては青天の霹靂(へきれき)でした。
確かに、それで仕事がスムーズに進むのであれば、親しい間柄にならなくても支障はありません。自分が苦手だと思う人と、無理に距離を詰めようとしてストレスを感じるのであれば、つかず離れずの関係でいたほうがよっぽど効率的かもしれないですよね。
皆さんも、合う合わないを感じた時は、自分がつらくならない適度な距離感でいられるといいですよね。職場という狭いコミュニティーだと、親しくならなくてはと感じる人もいるかもしれません。しかし、そこに囚われる必要はありません。最低限の大人の付き合いで接していれば、なんの問題もないのですから。