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「一人の方が楽」だと思うように
大学2年生になったゆいなさん。2人に合わせるのをやめ、自分の取りたい授業を取るようになります。2人から「先生に気に入られているから」「真面目だから」と言われ、モヤモヤとした気持ちに…。授業をサボったり、居眠りをしたりしている2人にそんな風に言われても、素直にほめ言葉として受け取れないですよね。
心の中で「何も知らないくせに」と思いながらも、口に出すことができなかったゆいなさん。はっきり言えないのは一人になるのがイヤだという気持ちがあるからでしょうか。しかし、2人といるよりも「一人の方が楽」だと感じるようになったのは、ゆいなさん自身が成長したからだとも言えますよね。
2人にとって私って何?
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ある日、学食の席取りをしてほしいと2人に頼まれたゆいなさん。2人はなかなか来ず、そのうえ「仲のいい友達とご飯を食べることになった」と連絡を受けます。予定が変わることは仕方のないことだと思いますが、2人の都合のために振り回されるのはちがうように感じますね。自分は「2人にとってどんな存在なのか」と考えてしまったゆいなさん。
入学してすぐに「3人でフォローし合おう」と話したのに、気付けばいつも2人はゆいなさんに頼りっぱなし。困った時にだけ助けを求められるというのは利用されているように感じるものではないでしょうか。
「友達ってもっと対等なものじゃないの?」
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2人に対して思ったことがあっても、それを言わずに我慢していたゆいなさん。「空気を悪くしたくない」という気持ちはわかりますが、その結果が今の3人の関係を作り出してしまったようにも見えますよね。思ったことを口にすればいいという訳でもないと思いますが、明らかに自分が利用されていると感じたり、イヤなことを言われているのに黙っていたりするというのは自分を大切にできていないようにも思えます。
2人の言動に対して怒ってくれた珠音。「友達ってもっと対等なものじゃないの?」という言葉は本当にその通りですよね。
「事なかれ主義」は誰も傷つけず平和に思えるものですが、実際には自分が犠牲になったり我慢していたりしますよね。自分のことを大切に人間関係を築いていくことの大切さが伝わるエピソードです。