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「家族は助け合い」お金を簡単に貸す夫
主人公であるアイコは、まもなく出産を控えています。夫のヨシとは比較的円満な家庭を築いていました。
ある日、ヨシの妹マイから「お金を貸してほしい」という連絡が。これからいろいろお金が出ていくこと考えるとお金は貸せないという考えのアイコですが、夫のヨシは「家族は助け合いだから」と主張します。
仕方なくお金を渡すことにしたアイコですが、この判断はその後さらなるトラブルに向かう一因になってしまうのでした。
「妹思い」がエスカレートする様子にあきれる
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出産前後は何かとお金が必要。初めての出産だとその後どのくらい出費がかさむのか想像しにくいこともありますね。
妹マイの要求は当初2万円でしたが、1度貸してあげると味をしめたのか「10万円」ものお金を要求しはじめました。読者として「ヨシには断ってほしかった」と思うシーンです。まさか借金してまで、50万円を妹のために用意するなんて。妹思いと言えば聞こえはいいですが、度が過ぎるような気がしてしまいます。
本来は夫はいつでも味方でいてほしいのが妻の思いですが、そんな夫から「家族は助け合い」と説得されると、自分がお金に関してケチなのでは、なんて不安を覚えてしまいそうです。
さらに、出産祝いを勝手に抜き去るはなんて。もはや父親として信頼できるか疑問になってしまうのも無理はありません。
この作品の中盤はとにかく義実家の信じがたい金銭感覚に驚くばかりでした。何度も「ありえない…」とつぶやくようなシーンが…。それと同時に、主人公のアイコや実家の父・母を応援したくなります。
嫁は夫の家を援助する義務がある?義母の言い分にあ然
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皆さんは義実家にお金を貸してほしいと言われたらどうしますか?状況によりそれぞれだと思いますが、できれば金銭のやりとりなどない関係性でいたいですよね。
この漫画でアイコの父親を見て「子を守るための知識は大事」と痛感しました。ヨシの母親のように感情的に主張されても、知識があれば冷静になれそう。アイコの父親が頼もしい人でよかったですね。
実家が金銭的に厳しくなったとしても、結婚したら別世帯。身内だからと甘えすぎず、配慮すべきところは配慮するべきではないかなと思いました。
「家族」であるならば、その関係にしがみつくのではなく、むしろ「困ったことがあったら頼ってね」というスタンスでいたいなと感じる作品でした。
「自分ならどうするだろうか」と気になった方は、ぜひ作品を読んで考えてみてくださいね。