©neko_jima_imomi
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まったく寄り添ってくれない夫…
小学1年生になった長女・わっちちゃん。入学して2週間ころまでは、順調に学校へ通っていました。ところが、ある日「おなかが痛い」と訴えるように。この日を境に、登校時間になるとトイレにこもるようになってしまいました。
心のSOSだと感じた ねこじまさんは、登校に付き添うことにします。ところが、毎朝の送迎は想像以上に過酷でした。わっちちゃんを小学校に送ったあと、長男を幼稚園へ送り、そのあと ねこじまさんは通勤。体力の限界が近づいていました。
そして、夫に今の状態を相談しましたが、冷たい反応しか返ってきません。たしかに、車で送迎すれば、済んでしまうことかもしれませんが、問題の根本は解決しません。
夫に見放され、沈んだ気持ちを抱えていましたが、ある日、校長先生に呼び止められます。
自分の行動に自信が持てないと感じていたとき
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長女・わっちちゃんのことを一番に考え、毎朝の登校付き添いを続けていました。ところが、なかなか成果が見えず疲れがたまっていたころ、夫に冷たい言い方をされ、落ち込んでいました。
ですが、そんなとき、校長先生の力強い言葉に、再び勇気をもらうことができました。それに、まわりの目が気になっていたからこそ、うれしく感じます。
そしてようやく、わっちちゃんにも大きな変化が訪れます。
久しぶりの「いってきます」で胸がいっぱいに
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4月から、付き添い登校を続けてきた ねこじまさん。すると、9月のある日、教室まで付き添わなくても、学校の校門の手前で「いってきます」ができるようになりました。
本作では、小学生になった長女の登校渋りに悩まされたエピソードが描かれています。小学生になると環境がガラリと変わるため、誰しも不安でいっぱいに。そんなとき、ムリにでも学校に行かせるべきか、それとも休ませたり学校まで付き添ったりして、様子を見るべきか…。判断に悩みます。
子どもの性格や、そのときの気分・タイミングによって対応が変わるため、とても難しい問題です。だからこそ、悩みながらも子どものために行動し続けることは、親にとっても勇気がいることです。そして、子どもが壁に当たったときこそ、家族で乗り越えたいもの。寄り添ってくれない夫に、ガッカリしてしまいます。
一方で、校長先生にはとても温かい言葉をかけてもらうことができました。子育てでは、1人でも多くの味方・理解してくれる人がいると心強いものですね。