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新居の住所は義母に知らせない
学生時代から付き合っている彼と結婚することになった ゆめのさん。結婚報告のために義実家へたずねると、20万円もする浄水器を取り付けるよう、義母からしつこく勧誘されます。断っても「名義だけ貸して」と食い下がる義母。その場はハッキリと断りましたが、危機感を覚えた ゆめのさんは、夫に「新居の住所は義母には絶対に教えないで」と、強くくぎを刺しました。
そんなやりとりをしていた矢先、夫の電話が鳴ります。相手はどうやら、夫の妹のようです。
危惧していたことがすでに起きていた
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夫の妹からかかってきた電話の内容は、驚くべきものでした…。勝手に名義を使ったうえに、ローンまで組まれていたなんて…。義母のマルチ商法へのハマり具合は、悪化していました。まさに、ゆめのさんが危惧していた事態がすでに起きていたのです。
ですが幸いにも、商品はクーリングオフできるようです。勝手に組まれたローンも、支払わずに済みそうでホッとしました。すると今度は、義母のターゲットは夫にうつったようで…。
「常識的に考えるべき」は、どっち?
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子どもの名義を勝手に使い、商品の購入とローンまで勝手に組んでいた義母。夫はあきれてしまい、義母を問い詰めることすらする気力がわきません。それなのに、一切反省していない様子の義母。おそらく、自分が悪いことをしたとすら思っていないのかもしれません。
本作では、マルチ商法にハマった義母に振り回された家族の様子が描かれています。結局、義母とは関わらないようになりました。悲しいですが、このような結果を招いた原因はすべて義母にあります。自業自得といえるでしょう…。
マルチ商法などにハマりすぎて、お願いされてもいない商品を勝手に送り付ける行為は迷惑ですよね。時には大切な家族を失ってしまうこともあります。お金よりも大切なものがあることを、改めて教えてくれる作品です。
- 国民生活センター「友人から誘われたセミナーで投資話を断れず借金した!これってマルチ商法?」(https://www.kokusen.go.jp/t_box/data/t_box-faq_qa2019_17.html,2024年1月9日最終閲覧)
- 長野県消費生活センター「マルチ商法」(https://www.nagano-shohi.net/akushitsu-syoho/multi/,2024年1月9日最終閲覧)