©人間まお
©人間まお
©人間まお
自慢のよき夫のスマホから見えたハートマーク
主人公はリナさん。夫のわたるとは結婚して4年です。次は海外旅行に行きたい、そんな風に次のイベントを考えるほど、2人は誰が見ても仲良し夫婦でした。
仕事にも理解のあるわたるは、残業で遅くなったリナさんの代わりにご飯を作ることも。そんな「いい夫」だったわたる。ある日、わたるのスマホにハートマークが見えたリナさん。嫌な予感がするのでした…。
つらすぎる現実に目を背けたくなる…
©人間まお
©人間まお
©人間まお
©人間まお
©人間まお
いい夫だと信じて疑わず、4年間結婚生活をしていたリナさん。しかし、夫は結婚後まもなくから不倫を繰り返す人だということが分かりました。それも複数の人と関係があったことがわかります。
あまりのひどい現実に「気がつかなければよかったのか」と考えるリナさん。たしかに、知らないでいる幸せはあるのかもしれません。しかし、いつわりの愛情で一緒に過ごすことは、本当の幸せなのでしょうか。現実を知るかどうか、受け入れるかどうか、どちらも正解はないかもしれません。
幸せの定義は人それぞれですが、こうしてそばで支えてくれる兄がいることは、リナさんにとって心強いことだったのではないでしょうか。
自分の幸せは自分で守っていい
©人間まお
©人間まお
夫の繰り返す不倫が発覚してからずっとストレスを感じ、つらい時期を過ごしたリナさん。ついにわたると離婚をして新たな人生を歩みだしました。
傷ついた心は簡単に癒えないでしょう。きっとこの先も、当時のことを思い出して苦しくなることがあるかもしれません。それでも、前を向いて生きていこうとするリナさんはとても素敵ですね。
自分を傷つける人とは、無理に一緒にいる必要はありません。もっと自分を必要とし、大切にしてくれる人がいるはずです。自分軸の幸せに耳を傾けることは大切なことですね。一度は目を背けたい現実にぶち当たったとしても、そこからの幸せは自分でつかむものだと、改めて気づかせてくれる作品です。