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ハーフベビー「わたしが産むはずだった」
ある日、娘と一緒にショッピングモールへ出かけたA子さん。すると、見知らぬ女性に声をかけられました。「子どもが大好き」と言いながら近寄ってくる女性に、何となく不信感を覚えたA子さん。その場を立ち去ろうとします。ところが、「背中に糸くずがついてます」と言われ、立ち止まりました。すると次の瞬間、抱っこひものバックルに手をかけられてしまいます。警戒していたA子さんは、間一髪のところで体をひるがえし、事なきを得ます。
「知らない」と思っていた女性でしたが、実は同じ大学に通っていた人物・Z本さんだったのです。Z本さんは、大学時代から外国人男性に異様な執着心を抱いていました。A子さんの夫に対しても、「外国人が好き」という態度を隠さずに、猛アタックしていたのです。
こわすぎる質問「なんでハーフにしたんですか?」
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外国人男性に対して異様な執着心を抱いているワケは、「ハーフベビーを産みたい」と思っているからでした。子どもが大好きで、中でもハーフの子は特別にかわいいと思っている様子が伝わってきます。ですが、自分がそう思うからと言って、他の人も同じ考えだと決めつけるのは危険ですね…。
嫌がらせのつもりだった?
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嫌がらせのつもりで、抱っこひものバックルに手をかけたなんて…。いかなる理由があろうとも、とても危険な行為で決して許すことはできません。
ですが一方で、証拠はありません。押し問答の末、2人で言い合っても決着がつかないため、その場をあとにすることにしたA子さん。ですが別れ際、娘の名前を呼ばれてゾッとします…。おそらく、SNSを通して、名前を知ったようだということが、のちに明らかになります。
本作では、抱っこひものバックルを外されかけた体験談が描かれています。まさか、逆恨みだったなんて…。罪のない子どもが狙われるなんて、理不尽です。ですがそれと同時に、未遂犯の異常な思考回路が判明しました。
外国人の男性に執着するのは、ハーフベビーを産みたいからでした。理解しがたい考えですが、知らず知らずのうちにターゲットになってしまう可能性もあります。改めて、大切なわが子を守るために、防犯意識は高めたいと感じたお話でした。