©人間まお
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彼氏のありえない返答に驚がく…
斗真の誕生日を2人でお祝いしました。ですが帰り道、斗真はスマホを見ながらニヤけています。不審に思ったつぐみは、思わず斗真のスマホをのぞき見します。すると、見知らぬ女性といかがわしい内容のメッセージをやりとりしていたのです。
浮気の証拠を目撃してしまい、居ても立ってもいられなくなったつぐみは、その日の深夜に斗真を問い詰めました。すると、とんでもない答えが返ってきたのです。「箸休めに女の子と飲みに行った」なんて…。彼女として、大切にされていないようで悲しくなってしまいますね。
さらに、もう二度と相手の女性と連絡を取らないよう厳しく言うと、斗真は逆ギレして部屋を出ていってしまったのです。
悪いことをしたのは、どっち?
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逆ギレされたうえに、問い詰めるタイミングにまで文句を言われてしまいました。つぐみは何も悪いことをしていないのに、理不尽です…。
ですがこんなときに、母の言葉がよみがえります。そして、これ以上、強く追求することができなくなってしまい…。
もう、許すしかない?
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事を穏便に済ませるために、つぐみのほうから謝りました。浮気されても嫌いになれず、別れる勇気もなかったつぐみは、許す選択をします。ですがのちに、自分で選んだ道に長く悩まされてしまいます…。
本作では、浮気を繰り返す彼氏に振り回され、次第に疲弊してしまう女性の姿が描かれています。浮気をされたら悲しいですし、悔しい、裏切られた…など、さまざまな負の感情が渦巻きますね。許せない気持ちでいっぱいになってしまうのも仕方ありません。ですが、斗真のことが大好きで、浮気をされても嫌いにはなれず、このまま付き合いを続けることにしました。
あなたなら、大切なパートナーに裏切られたと感じたら、どうしますか?すぐに別れる選択をしますか?それとも、つぐみのように一度なら許しますか?再構築をはかる人、振り回されるのはイヤだと思い、すぐに別れる人など、きっとさまざまですね。
恋愛に限らず、人生の岐路に立たされたときの選択について、考えさせられる作品です。