1. トップ
  2. トレンド・イベント
  3. エンターテイメント
  4. 気づいたのは亡くしたあと…母とすればよかった7つのことを漫画化

気づいたのは亡くしたあと…母とすればよかった7つのことを漫画化

このお話は、著者・すずのや(@suzunoya_pi)さんが乳がんで亡くなった母のことを思いながら描いた作品です。亡き母の闘病生活を経験し、「一緒にしたかったこと」が次々とあふれてきます。一緒に歩いたり、出かけたり、当たり前にできていたことは、実は当たり前ではありませんでした。そして、自分が親になって気づいたこととは?『母としたかった7つのこと』をダイジェスト版でごらんください。

©suzunoya_pi

母の闘病生活を経験して

すずのやさんの母に乳がんが見つかったときには転移しており、歩くことさえままならないほど症状が進行していました。母の看病をしながら、母としたかったことが次々とあふれてきます。

本作『母としたかった7つのこと』では、7つに分けて母とすればよかったことが描かれます。1~5つめは以下のことでした。

  1. 一緒に歩く
  2. 写真を撮る
  3. 旅行・遠出
  4. 絵を見せる
  5. ふれあう

残り2つ、すずのやさんが母としたかったこととは?

自分が母となり気づいたこと

©suzunoya_pi

©suzunoya_pi

©suzunoya_pi

©suzunoya_pi

自分の子どもを育てていると、ふと、自分が幼かったときの様子を知りたいと感じることがありませんか。

ですが、母が亡きあとではその願いはかないません。とてもさみしい気持ちが伝わってきます。

当時、本気で悩んでいたこと

©suzunoya_pi

©suzunoya_pi

©suzunoya_pi

©suzunoya_pi

几帳面だった すずのやさんの母は、たくさんアルバムを作って写真を大切に保管していました。

ですが、アルバムを見返すことは母の病気を受け入れることにつながってしまいそうで、すずのやさんは「怖い」と感じていたようです。大切なアルバムも開けないほど、すずのやさんにとって母の死が受け入れ難かったことが伝わってきます。

本作では、亡き母のことを思い浮かべながら、母としたかった7つのことがていねいに描かれています。自分が親になって初めて、親のありがたさを痛感するものですね。子育てをしてみると、自分も親に苦労をかけながらも、大切に育ててもらったと実感します。

家族で過ごす日常は当たり前のように感じてしまいますが、実はかけがえのない貴重なひととき。改めて、家族との過ごし方について考えさせられる作品です。

「母は乳がんでした」歩けなくなった母ともう一度したいこと|母としたかった7つのこと

関連記事:

「母は乳がんでした」歩けなくなった母ともう一度したいこと|母としたかった7…

母の乳がんが見つかった時には、骨や他の臓器にも転移していて歩くこともで…

【全話読める】
母としたかった7つのこと

すずのや(@suzunoya_pi)さんのインスタグラム

過干渉に思えた母。好きになれずにいたある日…|天国の母へ#1

関連記事:

過干渉に思えた母。好きになれずにいたある日…|天国の母へ#1

この作品はとある女性(仮名:かなこさん)の実体験をもとにしたエッセー漫画…

母が突然、家を出た。小学生のころの思い出|母の家出#1

関連記事:

母が突然、家を出た。小学生のころの思い出|母の家出#1

皆さんは子どものころ、親が目の前でけんかしたり、どちらかが家出をしてし…

おすすめ記事

「漫画」「母の日」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧