©wasabi_2910
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話を聞く
この漫画作品では、HSC(非常に敏感な子)の特性が描かれています。たしかに、子どもの世界は非常に狭いですね。家庭と学校がすべてです。だからこそ、生きづらさを感じてしまうと、「不登校になりやすい」側面があります。
そうなる前に、親は「子どもの話を聞く」ことがとても大切ですね。簡単なようでいて、実は難しい「話を聞く」という行為。親はつい、アドバイスをしたり、解決策を提示したくなったりするものです。また、仕事や家事が忙しいと、子どもと向き合う時間を確保するのが難しい場合も。
まずは、親も心のゆとりを持って。肯定も否定もせず、ただただ子どもの話を聞く時間、確保したいものですね。
HSCの子に「気にしすぎ」は禁句
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HSCの子はとても敏感で、ささいなことで怒ったり泣いたりと、大騒ぎです。まわりから見るとささいなことかもしれませんが、本人にとっては一大事。
だからこそ、気にしすぎという言葉は禁句です。感性は、人それぞれですね。HSCかどうかに関わらず、マイナスな気持ちにも寄り添うことで、親子の信頼関係は深まります。
手出し口出しはNG
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HSCの子は、人の気持ちを深読みしすぎてしまうため、アドバイスをされると否定された気持ちになってしまいます。ですが親としては、何とかしてかんしゃくを鎮めたいと思うものですね。わさびさんのように、優しく「大丈夫、大丈夫」と何度も言ってもらえると子どもは安心し、気持ちが落ち着くものですね。
本作では、HSCの子どもを育てる著者の悩みや喜びなど、さまざまな感情がていねいに描かれています。今回のエピソードは、HSCの特性について、よくわかるお話でした。改めて、1人1人の感性は異なるということ。子どもにとって、親に理解をされない悲しさ・苦しさなどが描かれており、胸が締め付けられる思いでした。
HSCかどうかに関わらず、子どもと向き合い方について考えさせられました。それと同時に、HSCについて理解を深めたいと感じました。