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うれしいはずの昇格が…
営業1課から2課へ異動した おとさん。早く仕事に慣れ、戦力になろうと意気込みます。その後、順調に昇格しました。とてもうれしいできごとですよね。
ですが、昇格した途端、業務は多忙に。さらに、直属の上司・クラ田課長からの圧は強まるばかりです。雑な業務指示に、度重なる差し戻し…。これでは、仕事がイヤになってしまうのも仕方ありません。
心身の不調を感じながらも、おとさんはガマンし続けます。その結果…。
とっくに限界を超えていた
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体調が優れなくても、会社を休まずに働き続けていた おとさん。女性は、キャリアのことを考えながら、出産のタイミングについても、悩みますね…。そのため、簡単に辞められないと思い、頑張ろうと気を張り詰めていました。
ですがついに、夫に本当のことを指摘され、限界がきていたことを自覚します。
そして、今のツラい状況を打破するために、何ができるのかを考えます。まずは同じ部署にいる事務職の女性・ヤノさんに相談してみることに。すると、信じられない事実が明らかになったのです…。
上司の当たりがキツいワケ
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おとさんが昇格をした途端、キツい態度がエスカレートしたクラ田課長。実は、部下つぶしで有名で、部下の昇格をイヤがるということが判明しました。「ムカつく」「どうでもいい」などという発言は、社会人としてふさわしくないですね。
本作では、上司のパワハラに悩み、最終的には退職にまで追い込まれた女性の姿が描かれています。昇格をきっかけに、パワハラ上司の当たりが強くなったのは、単なる嫌がらせだったことが判明しました。部下を育てることが、上司の役目です。ですが、真逆のことをしているなんて、信じられません…。
普通の会社であれば、部下つぶしをするような人は、左遷や辞めさせられることもあります。ですが、問題の課長は、自分よりも役職が上の人に対しては、異常に立ち回りがよく、上からは評価されています。そのため、部のメンバーは日々、苦しい思いを抱えながら仕事をしています。
個人の力だけでは、会社という組織に立ち向かうのは、とても厳しいですね。ましてや、問題がある人を「仕事はできるから」という理由だけで野放しにしているような会社は、問題があると言わざるを得ません。
退職をすることは、逃げることではありません。自分の心と体を守るために、時には思い切った選択をすることが大切です。
また、上司や人事に相談しても、パワハラ問題が解決しない場合は、外部へ相談する方法もあります。厚生労働省では、「相談窓口のご案内」として、さまざまな相談窓口を用意しています。1人で抱え込まず、まずは信頼できるところへ相談することが、解決への第一歩へつながります。
- 厚生労働省「相談窓口のご案内」(https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/inquiry-counter,2024年4月19日最終閲覧)