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突然の激しい痛みに襲われた、まろさん。それは、声を出すことができないほどの痛みでした。まろさんの体に、一体何が起きたのでしょう?
わが子のお世話が気がかりで、後ろ髪を引かれる思いですが、救急外来へと向かいます。
親が育児の責任に飲み込まれないために
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まろさんが初めての育児に奮闘していた産後5か月のころ、突然、激しい歯の痛みに襲われます。ところが、歯医者に行っても虫歯等ではなく、ストレスで痛みが引き起こされているのではと判断されました。
このことをきっかけに、自分自身を見つめ直したまろさん。たしかに生後間もない娘の育児に悩んでいましたが、育児そのものが大きな負担だとは思えませんでした。大きな要因は、まろさん自身の考え方にあったのです。どうやら、育児に対して過度な責任を感じていたようです。
まろさんは当時の自分を振り返り、もしも未来の自分から声をかけられるなら「大丈夫」よりも「ありがとう」と言われた方がうれしいといいます。まろさんのように周囲のサポートを受けられる状況にあっても、自分を追い込みがちな方はいるかもしれません。そんな心を軽くするには、周囲の人がその頑張りを認めるとともに、頑張っている親本人も「今日もわたしはがんばった」と自分をほめることができるといいかもしれませんね。
産後の親の心境について、共感と学びを得られる作品です。
- ラクシア銀座歯科クリニック「非定型歯痛 / 顔面痛(非歯原性歯痛)」(https://luxia-ginza.com/hiteikeishituu/,2024年4月25日最終閲覧)