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17歳の母が育児で号泣、助けてくれた人は「見知らぬおばあちゃん」

17歳で結婚・妊娠・出産をしたポテトさん(仮名)は、引っ越してきたばかりの見知らぬ場所で初めての育児をスタートしました。夫が仕事でいない日中は子どもと二人きり。周りに誰も頼る人がいなかったポテトさんは精神的にどんどん追い詰められていきます。それでも自分が頑張らなきゃと泣く暇もなく一生懸命だったポテトさんは、ある日糸が切れたように泣き出してしまいます。すべてが限界の中、手を差し伸べてくれたのは隣に住むおばあちゃんでした。この物語はママリ読者が、子育て中に実際に経験した体験談。育児に追われていっぱいいっぱいの中で触れた、人の優しさのエピソードを漫画化しました。世の中はとてもあたたかい人たちにあふれている。子育てをしていなければ触れることのなかった人の優しさを紹介しつつ、ママリから「ありがとう」を伝えます。

©ママリ

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妊娠や出産は、誰にとっても大変なものです。17歳という若さで経験したポテトさんはより強く孤独や不安を感じていたことと思います。体力的にも精神的にも元気であれば、あいさつ程度しか言葉を交わしたことのない赤の他人に、自分の子どもを預けるのは抵抗を感じるでしょう。

しかし当時は「そんなことを考える余裕すらなかった」と語るポテトさん。当時を振り返れば鬱状態だったようです。しかし鬱といった言葉もまだ広く知られる前の時代、孤独と必死に戦いながら子育てに励むポテトさんにとって隣に住むおばあちゃんからの助けは、命を救われたと感じられるほど大きなものでした。

子育てはつい自分で何とかしなきゃ、自分が我慢しなきゃという考えに至りがち。その考え方自体が自らを窮地に立たせてしまいます。そうなってしまうと自ら「助けて」と言えばよいという考えにすら至らない場合があります。周りが気づいて手を差し伸べる必要があるでしょう。

子育てをしているからこそ感じられる人のぬくもりや優しさがあります。世の中は思っている以上に優しいと思える体験や雰囲気が、これからもどんどん広がっていきますように。

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