©Michika
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開封された手紙、いじられたゴミ袋…
結婚してから初めて迎えるお正月、Michikaさんは夫の実家で過ごし、三が日の間に新居に戻ってきました。すると、隣人からMichikaさん宛ての結婚式の招待状が開封された状態で投げ捨てられていたことを伝えられます。
隣人も同じような被害に遭ったことがあり、郵便物荒らしのイタズラをする人物がいるためお互いに気を付けようとその日を終えました。
しかし数日後、会社に行こうとしたMichikaさんは、自転車置き場の奥に指定日ではないプラゴミの袋が置かれているのに気が付きました。
その袋に違和感を覚えたMichikaさんがよく見てみると、袋から透けて見える化粧品のボトルは、自分が使っているものに似ている…。どうしても気になるMichikaさんがよく見てみると、それはやはり何日も前の指定曜日に出したはずの自分のゴミ袋でした。
ゴミ袋はやはりわが家のもの…犯人は1階住人?
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郵便物荒らしは外部の人間の仕業とも考えられますが、何日も前に出したはずのゴミ袋をずっと保管していて、わざわざ別の日に出しておくなどという嫌がらせをするのは、同じアパートの住人である可能性が高い…。
そう考えたMichikaさんは、1階に住む住人が怪しいと感じます。その住民には、引っ越しのあいさつに行っても会えず避けられていると思っていたためです。
Michikaさんは動揺しながらも、ひとまずゴミ袋を自宅の玄関内に置き出勤することに。1人で確かめるのは怖かったので、夫にも相談することにしました。
思い返してみると、そのゴミを出したのは2週間以上前、その間一体どこにあったのか、何のためにそんなことをするのか、考えてみるとぞっと背筋が寒くなるMichikaさんでした。
犯人がはっきりせず、引っ越しを考え始め…
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夫と相談し警察に相談することになったMichikaさん夫婦。警察からはストーカー被害を心配されるも身に覚えはなく、一般的な対策とともに、こういった事例は同じアパートの住人が犯人のことが多いと教えてもらいました。
しかし、犯人を特定することはできずその目的もわからないまま、頼りにしていた隣人が引っ越すことになり、Michikaさん夫婦も転居を考えるようになったのです。
新居はオートロックで郵便物やゴミの心配をすることもなくなり、快適に暮らせるようになったMichikaさん。結局犯人はわからないまま、後日謎の手紙が届くのでした…。
正体の見えない恐怖に戦慄する『犯人の目的は?』
郵便物やゴミのイタズラは比較的よくあることですが、犯人の正体や目的がわからないのが一番不気味ですよね。結局のところ、引っ越すのが一番の解決策なのかもしれませんが、Michikaさんはまた新たな問題に巻き込まれるよう…。