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高校生に呼び出されたわが子
安田ふくこさんは三男のケイくんを迎えに小学校へ行きました。そこにいたのは、担任の先生と養護の先生に付き添われているケイくん。何やら様子が変です。
理由を聞くと男子高校生がケイくんを呼び出し「泣かしていた」と言うのです。ケイくんに何が起きたのでしょうか…。
わが子を傷つけた兄弟はネグレクトにあっていた?
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「妹にあやまって」と高圧的な態度でケイくんに話してきたと言う、男子高校生。男子高校生は同級生Sちゃんの兄でした。身に覚えがなかったケイくんはとても怖い思いをしたはずです。安田ふくこさんはなぜこんなことが起きたのか、ケイくんに寄り添いながら問題の背景を確認します。
すると、S兄弟はネグレクトを受けた子どもたちで、男子高校生はヤングケアラーであることが判明します。
家庭にはさまざな事情があるものです。しかし、それを理由に他人に迷惑をかけたり、傷つけたりしていいわけではありません。
自分の保身より、わが子の安全を考えたい
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加害者であっても被害者であっても、親としてわが子に向き合い、寄り添うことが大切です。ネグレクトは、親としての子どもに対する責任を一方的に放棄した状態のこと。繊細な子どもがネグレクトを経験し、何も影響を受けないわけがありません。
子どもがトラブルを起こしたとき、自分の保身ではなく、わが子にきちんと向き合い、必要に応じたケアをすることを忘れたくはありませんよね。
行政や民間にも親子のケアを行うサービスはたくさんあります。そういったものを上手に取り入れながら、子どもへの負担が大きくなりすぎないようにしてほしいと思います。そして何より守るべきものは自分の立場ではなく、わが子の安全だということを忘れないようにしたいですよね。