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死期が近い母に…「イヤだったらゴメン!」最後に母としたいこと

生きるということは、出会いや悲しい別れの繰り返しですよね。それはもちろん自分の親も例外ではありません。自分の親を看取るということを考えたことはありますか?限られた時間の中で、旅立つ人の思いを尊重するのか、残される人の後悔を減らすのか、悩む人がいるかもしれません。今回はそんな親の看取りについて考えさせられる作品をご紹介します。キクチ│片耳なんちょー(@kkc_ayn)さんの『20代、親を看取る』です。どうぞごらんください。

©kkc_ayn

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最期の時までそばにいようと、住み込み介護を決意

このお話はキクチ│片耳なんちょーさんが実際に経験したことをもとに描いたエッセー作品です。病気で寝たきりとなった母。父親だけに看病をさせまいと住み込みで実家に戻ってきました。

お風呂に入っている写真などを楽しそうに見つめるキクチ│片耳なんちょーさん。日に日に弱っていく母のそばで、キクチ│片耳なんちょーさんは残された時間をどのように過ごすのでしょうか。

見送る側が少しでも後悔の少ないように

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キクチ│片耳なんちょーさんは母のためできることをしようと一生懸命介護をします。自分の母親に「自慢の娘」なんて言われたら泣いてしまいますよね…。

一方で、キクチ│片耳なんちょーさんは母親が嫌な思いをしないようにと考えつつも、自分がしたいことも整理して予定を立てます。旅立つの人の意見を尊重することも大切ですが、見送る方にとってもお別れはつらいもの。見送る側の後悔が減るようなことをしても、許されるように思いますよね。

キクチ│片耳なんちょーさんの思いが通じたのか、このあとは希望通りに、母親が亡くなる前に家族の様子を撮影することができました。

ついに別れのとき。みんな頑張った…

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ついにその時はやってきてしまいました。家族に看取られて、キクチ│片耳なんちょーさんの母親は旅立ちました。親を看取るということはとてもつらいことでしょう。

できる限りのことをして残された時間を大切に。キクチ│片耳なんちょーさんは「頑張ったね」という言葉をこぼします。キクチ│片耳なんちょーさんにとって大変なときもたくさんあったでしょう。それでも最期までそばにいたキクチ│片耳なんちょーさん。お母さんも幸せだったでしょうめ

元気だった親がだんだんと老いていき、命の期限が近づいていくとき、皆さんはどのように親と接しますか?介護の大変さと、親への愛情を深く感じる作品です。

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