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いつも、あとみさんのレジを探し、わざわざ並ぶ常連のお客様。ある日、そのお客様から、採れたての貝をいただいたあとみさん。思いがけないことで驚いた様子ですね。
常連のお客様からいただいた貝は、あとみさんに子どものころの思い出を運んでくれましたね。
人と人との出会い
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スーパーの店員として働くあとみさん。そんな、あとみさんと常連のお客様との思い出を描いたお話です。いつも、あとみさんのレジを探し、わざわざ並ぶ仲良し家族。その家族との付き合いは長く、小学生だった娘さんが結婚し、2人の子どもを持つまで縁が続いたそうです。
ところが、あるときからパタリと来店が減り、久々の来店ではご主人が痩せたことに気づきます…。どうやら、長い間入院生活を送っていたよう。そして、しばらくたったあとに、ご主人の訃報を耳にするのでした。
「スーパー」という日常生活で利用する場所での縁。人と人との不思議なつながりに共感する作品です。著者・あとみさんは、「誰かが生きた証は、思いがけない誰かの心に、ひょんなところに残っているかもしれません」と、この漫画に寄せてつづっています。名前も知らない常連さんとのエピソード。店員とお客様ならではの、心地のいい距離感にほっこりするストーリーです。