©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
就学前相談会で心が決まったものの、実母には嘘をついてしまった
年長になったヒカリちゃんはこれからの進路をどうするか決める時期になりました。保育園では通常カリキュラムで生活できていましたが、左半身のまひと軽度の言語障害があるヒカリちゃんの就学に、サチさんは不安を覚えていました。就学前相談会で悩みを相談したサチさん。より手厚いサポートが受けられる支援級がヒカリちゃんにとってベストだと結論を出します。
しかし、支援学校や支援学級に対し偏見を持っている実母は通常級への進学を望んでいました。実母には言っても無駄だと思ったサチさんは「通常級で希望を出した」と嘘をついてしまったのでした。身近にいる家族にこそ尊重してほしい、理解してほしいと思うものですが、そううまくもいかないものですよね。
支援級への進学が決まったものの、実母に言えずにいた
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
実母とは小学校の話題を避けていたサチさん。その間にヒカリちゃんは小学校の支援級への進学が決まり、サチさんと夫は希望が通ったことを喜び合いました。しかし、一方でサチさんには心残りなことがありました。実母に嘘をついたまま冬になっていたのです。伝えなきゃと思いながらも、支援級に対して偏見を持っている実母に伝えるのは気が重かったのでしょうね…。
実母の方から「小学校どうなった?」と質問されますが、サチさんはあっさりと「支援級に決まった」と伝えたのでした。実母は想像通り、ショックを受けている様子…。やはり理解してもらえないのでしょうか。
「二度と来ないで」思わず実母に言ってしまった
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
©︎tsukimama34
夫婦で話し合って決めた支援級という決断を否定する実母。サチさんはヒカリちゃんには支援が必要なことを説明しますが、どんなに伝えても実母は理解しようとすらしてくれませんでした。このまま話しても理解し合えないと思ったサチさんは「もう帰って。二度と来ないで」と実母に言い放ちます。
偏見で物を言う実母にサチさんは耐えられなかったのでしょう。家族の中でも考えはそれぞれ違って当たり前ですが、支援級や支援学校がどんなところなのか、実母がもっと知ろうとしていればここまですれ違うことはなかったのかもしれません。わからないことは偏見で語るのではなく、自分の目や耳でよく確認することが大切ですよね。