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字が読めないけれど、絵本で思いを伝える。重度知的障害の息子は「愛情深い人」

「みっちゃん」という自閉スペクトラム症の息子を持つママによる、アメーバオフィシャルブログがあります。みっちゃんのママが、みっちゃんの成長の様子や日常を伝えながら、育児について考えたことをつづっています。この記事では、みっちゃんのママがみっちゃんを育てることで気づいた「みっちゃんの愛情」について紹介します。

©Ameba

重度知的障害をともなうみっちゃんは、字が読めない

みっちゃんは、重度知的障害をともなう自閉スペクトラム症の子ども。他の子どもよりも口数が少なく、みっちゃんが小さいころは、ママもどう育てていいかわからず消耗していたといいます。

小さい頃は、思う通りにいかない子育てに心身消耗していた私でしたが

息子の障害を機に、これまでの考え方や視点が大きく広がり、私自身も一緒に大きく成長させてもらっていると実感しています。 ※1

©Ameba

その難しいと感じていた子育てを通して、みっちゃんママ自身が大きく成長できたとのこと。みっちゃんの優しい笑顔から、ママがどれほど温かい愛情をそそいできたのか伝わってきますね。

絵本を引用して、気持ちを伝える

©Ameba

みっちゃんに多くのことを教えてくれているのが「絵本」です。

小学校5年生の頃から

絵本を読み上げるようになりました。



しかし字は読めません。



耳で聞いた事と絵本の絵を組み合わせて覚えているようです。



ほぼ、まる暗記しているみたいです。 ※2
みっちゃんの言葉が綺麗なのは絵本からきてるのかもしれません。

絵本のセリフをその時の気持ちに繋ぎ合わせて言うことがあります。 ※3

文字が読めなくても、内容を聞いて覚えているというみっちゃん。言葉で自分の気持ちを言葉にして伝えることが苦手なようですが、絵本のセリフを使って伝えられることがあるのだといいます。

発達障害の子どもも他の子どもと変わらない

みっちゃんママは、障害のあるみっちゃんについて「愛情深い人」と表現します。思いを伝える手段やできることは周りの人と違っても、感情は豊かに持っているのです。

言葉が少なく表現もわかりづらく周りには伝わりにく

いかもしれませんが





家族の事を想い、人と関わりたい気持ちは



一般の子と何も変わりません。





表現の仕方が個性的なだけで感情や気持ちがあり



とても愛情深い人であります。 ※4

©Ameba

みっちゃんを「愛情深い人」と表現するみっちゃんママ。心の中を表現する方法が必ずしも言葉でなくても、温かい感情や思いがあることは、このやわらかい表情から十分に伝わってくるのではないでしょうか。

初めての発達検査の時に医師から言われた事があります。

この子の笑顔は強みだね。

この笑顔でやっていけるね。 ※5

個性的なところがあり、キラキラと輝く笑顔を見せてくれるみっちゃん。

みっちゃんママはその表情の一つ一つにいとおしさを感じているようです。

自分の育児を見直したくなる、みっちゃんママのブログ

みっちゃんママのブログには「子どもの個性を大切にすること」「子どもの得意なこと、できたことに感動すること」など、子育ての中でつい忘れがちになる大切なことを思い出させてくれます。

障害の有無に関わらず、一人の子を持つママのお話として参考になることばかりです。みっちゃんママのように、いつもわが子の強みを大切に、苦手なところもポジティブにサポートしてあげたいものですね。

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