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理想の彼氏だと思っていたのに…
主人公はキナコさん。キナコさんにはモラ介という大好きな彼がいました。モラ介は優しく、キナコさんにとってまさに理想の彼氏だったといいます。
モラ介と幸せな日々を送っていたキナコさんでしたが、それはあまり長くは続かなかったのです。一体何があったのでしょうか…。
恐怖を感じても別れることができない
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いつのころからか、不機嫌のスイッチが入ると物に当たったり、キナコさんに暴言を吐いたりするようになったモラ介。その度にキナコさんはひどく恐怖を感じ、傷つきます。しかし、モラ介の気持ちが落ち着くといつも通りの穏やかで優しい彼に戻るのです。キナコさんはそのうち「自分が悪い」という思考に陥り、モラ介を怒らせないようにおびえて暮らすように。そしてついにうつ病と診断されてしまいます。
DV被害者は、相手を不愉快にさせてしまった自分が悪い、と自分を責めてしまうことがあります。このような思考では自己解決が難しいこともあるでしょう。DV被害の恐ろしさが伝わるシーンです。
彼の思想に気づき、愛情が冷めた
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モラ介は暴力的な面と優しい面の差がとても激しく、キナコさんは振り回され心を病んでしまいました。恐怖から抜け出せずにいましたが、ついにキナコさんは、周囲の力を借りてモラ介との別れを決意します。モラ介がなぜ自分と付き合っているのかわかったその瞬間、モラ介への思いを断ち切ることができました。
キナコさんは当初、恐怖に支配されながらも優しいときのモラ介のことが忘れられず付き合い続ける努力をしていました。しかし、モラ介と別れてようやく、精神的に支配されていたことに気が付いたというキナコさん。心配してくれる人のためにも、自分を大切にできない人とは付き合わないようになりました。
DVのおそろしいところは、知らないうちに相手に依存して洗脳されるところです。相手との関係性が平等でないと感じたり、息苦しさを覚えたりするようなら、彼とは関係ない第三者に意見を求めてみるといいかもしれません。客観的な意見を聞いて関係性を見つめ直すことが大事ですね。