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優しい彼氏が豹変。まさかDV彼氏だったなんて…
作者である尾持トモさんの友人、キナコさんはモラ介と付き合っています。しかし、モラ介は不機嫌なるとキナコさんに怒鳴り、物に当たるようなDV彼氏だったと分かります。
とても優しく頼りがいのある彼氏だと思っていたキナコさん。豹変ぶりに恐怖を感じてしまいますが、優しいモラ介が大好きなキナコさんは、別れるという選択肢ができなかったのです。
私が耐えれば、幸せなんだと思い込む日々
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DVは直接暴力を振るわれるだけではありません。怒鳴ったり、物にあたったり、暴言を吐いたりして、恐怖を与えその人の尊厳をおとしめる行為もDVです。
繰り返しそういった言動を浴びせられて、次第に「怒らせてしまった自分が悪い」と思い込む状態におちいってしまうといいます。キナコさんも、優しいときのモラ介に依存しているようですね。自分を責めてしまうキナコさん。すっかりマインドコントロールをされてしまっています。
幸せだと、言い聞かせている姿は胸が痛みます。DVの被害者は、知らないうちに自分を追い込んでしまいます。恐怖で真実が見えにくくなってしまうため、なかなか抜け出せないのでしょう。
自分を苦しめる人に依存なんてしなくていい
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キナコさんは、周囲の力を借りながらモラ介との決別を選びます。昔からの友人に支えられてモラ介への依存から抜け出し、新たな一歩を踏み出すことができました。自分を大切にできるようになって本当によかったです。
DV被害に遭うと、この人と別れたらおしまいだという強迫観念に縛られてしまいます。しかし、自分を大切にしてくれない人のために、自分を犠牲にする必要はありません。どんな恋愛でも大切なことは、自分を大切にしてくれるかどうかです。優しいときだけ大切にされている、もしそんなことがあったらそれは本当の幸せなのか、今一度考えてみてください。
恋愛はとても素晴らしいものです。だけど、相手に必要以上に依存して、自分を見失ったり周りが見えなくなってしまったりことは健康的ではありません。自分自身を大切にしてくれる人に、幸せな愛情を返したいですよね。