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同期に搾取される私の労力
主人公はりえさん。りえさんはお願いをされると断れない性格でした。そのせいか、同期のK子からはよく企画の手伝いをお願いされます。最初のうちは頼られるのが嫌ではなかったというりえさん。しかし、だんだんとK子から搾取されていると感じることが増えていき、ついには退職することを決意するのでした。
仲が良い同期と決別するだけでなく退職を決意してしまうほどの出来事とは、一体どのようなことだったのでしょうか。
断れない性格があだとなってしまった
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搾取型人間とは相手の時間や労力を奪って、自分に利がでるようにする人のことです。りえさんのように、断ることが苦手な人は、よく搾取型人間のターゲットになってしまいます。
K子もこの搾取型人間。りえさんに企画の手伝いをさせて、自分はあまりやらないこともしょっちゅうです。企画内容を人に進めさせて、自分は発表のときだけ…。りえさんは自分がゴーストライターになっていることに気が付きます。いくら素晴らしい企画を作っても、どれだけ時間をかけても、その評価はK子のものになってしまいます。
自分の時間を使って作り上げたものは、自分のものとして正当な評価を得たいと思いますよね。頼まれると断ることができず、気が付いたら搾取型人間のターゲットになっていた…そんなことにならないようにしましょう。
搾取型人間にはご用心
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りえさんは、搾取型人間のK子からの自分勝手な要望にストレスを募らせ、ついにもう手伝わないことを伝えます。そうして、そのまま退職することを決意したりえさん。こうして、搾取型人間のK子と決別することができました。
K子はこのあと、パワハラで訴えられて出世コースから外れてしまいます。人から楽して奪った評価は、簡単にはがれ落ちてしまうものです。一方りえさんは新しい職場で、のびのびと自分のスキルを発揮しています。
人から頼まれて、断ることが苦手な人は、搾取型人間にとってとても都合のいい存在です。K子のような搾取型人間は、どこにでもいます。嫌なものはキチンと断る勇気を持ち、ストレスを抱えないようにしましょう。距離を置くことが難しいときは、思い切って環境を変えることも有効です。一番大切なことは、皆さんがストレスがないこと。そして皆さんのスキルが正当に評価を受けることです。搾取型人間には要注意ですね。