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つらすぎる「DV後遺症」
DV彼氏と別れることに成功したキナコでしたが、その後、激しい「DV後遺症」に悩まされます。「モラ介とよりを戻すべきなのでは…」と考えてしまうこともあるほど。
そんな日々の中、1通のメッセージが届きます。相手は、モラ介の姉・アンでした。アンは、キナコがDV被害にあっていると気づき、救ってくれた恩人です。キナコは、またしてもアンの言葉に救われます。それは…。
「自分で自分を幸せにしてあげて」姉の過去
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アンの言葉は、キナコの心に響くものばかりでした。実は、アンもまたDV被害者だった過去があったのです。だからこそ、いち早くキナコがDV被害者であることに気づき、救い出すために奮闘してくれたのです。
さらに、モラ介とアンが育った家庭環境が明らかになります…。
DV彼氏と姉が育ったのは「機能不全家庭」
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いわゆる「機能不全家庭で育った」と告白したアン。幼いころ、愛情を与えられた記憶がないといいます。すると徐々に、モラ介は素行が悪くなり、果てにはDVで交際相手を支配するようになってしまったようです。またアンは、DV彼氏と別れることができず「見捨てられ不安」に悩まされた過去がありました。
キナコもまた、父が母に暴力をふるう家庭で育ちました。さらに、母からは呪いのように「男に酷いことをされても別れてはダメ」と言われ続けてきました。育った環境が、その後の人格形成、さらには本人の人生にまで影響を及ぼしていたのです。
それでも、「被害者が変わらなければいけない」と教えてくれたアン。そしてアンの言葉で、キナコは自分には心配してくれる友人がいることを思い出します。その後、キナコは友人と会い、自分を本当に大切にしてくれる人と一緒にいる心地よさを再認識。DV彼氏の元に戻ってしまうことはありませんでした。
愛情を感じたことがない過去は、どれほどつらいものだったのでしょう。しかし、最終的には自分で自分を幸せにできなければ、依存体質から抜け出すことはできません。今、周囲にいる自分を本当に大切に思ってくれる人の存在に気づくことが、幸せになる第一歩なのかもしれません。