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突然、大号泣してしまった息子
ある日、息子・タツヤくんは大好きなパパと一緒にコンビニへ出掛けました。この日は、すでに2本のビールを飲んだパパ。コンビニで3本目を購入しようと手にかけます。すると、タツヤくんの様子が急変。大泣きしながらパパにしがみつきます。なぜ、タツヤくんは必死にパパを止めたのでしょう?
帰宅したタツヤくんの異変に気づき、ミナミは「2人で話をしよう」と提案。しばらく、パパには外出してもらうことにしました。すると、タツヤくんが本当に怖がっていることが判明します。それは…。
パパの日ごろの言動が息子の心を不安定にさせていた
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将来の話をするたびに、パパは「生きているかわかんない」と言うのがクセになってしまっていました。場をしらけさせてしまうこともあり、よくない発言だとは思っていましたが、強くとがめる人はいませんでした。
ですが、今回のことがきっかけで、タツヤくんは「パパがいなくなってしまうかも」という恐怖におびえていたことに気づきます。ミナミは、大人としての責任を重く受け止めます。そのうえで、まずはタツヤくんの心のケアをしなければと思い、元気づける声かけをします。ミナミが息子に語った内容とは?
息子の笑顔を取り戻すために
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ミナミは、「パパは元気のはなまるもらった」と言い、タツヤくんを安心させたのです。そしてもう1つ、「かまってちゃんなの」という冗談を付け加えて、タツヤくんの笑顔を取り戻すことができました。
その後、ミナミは夫・カズヤと共に、今回のできごとを話し合います。大人にとっては冗談で済まされるかもしれませんが、子どもにとって親の言ったことは絶対です。純粋な子どもの心を傷つけてしまったことを深く反省し、カズヤはタツヤくんに謝罪。タツヤくんを不安にさせるようなことは、今後絶対に言わない、と約束をします。
親がかける言葉1つで、子どもの心は大きく揺れ動くものですね。冗談なんて通じません。良いことも悪いことも、子どもに大きな影響を与えることを、改めて考えさせてくれる作品です。