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がんばったアピールする女VSバッサリ言う女
グループ課題は、いよいよ大詰めを迎えていました。それぞれ分担して作った資料を持ち寄り、最終調整をする段階です。ところが、Aちゃんが作った資料は、お世辞にもいいものではありませんでした。文字ばかりのプレゼン資料は、見る人のことを考えているように思えません。
しかも、Aちゃんは仕切りに「がんばった」アピールをするため、主人公・桜子とその場にいたメンバーは指摘できずにいました。ところがそこへDちゃんがあらわれ、Aちゃんの資料を真っ向から否定したのです。さらに、勝手に赤ペンで修正…。
自分の資料を作り直したくないAちゃんと、ズバズバ意見を言うDちゃんに、まわりはヒヤヒヤします…。するとそこへ、様子を察知した教授がやってきました。
教授に言われ、メンバー全員が初めて気づいたこと
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Dちゃんの言い方には、ヒヤヒヤしますね…。教授の言う通り、誰だって否定されたら傷つきます。やはり伝え方というのは、とても大切ですよね。「いいものを作りたい」と思っていた桜子たちは、教授の言葉でハッとしました。
Aちゃんの顔色をうかがい、穏便に済ませようとしていた桜子たち。一方、自分の考えばかりを押しつけ、否定ばかりしてしまったDちゃん。それぞれが反省します。
自分の行動を反省し、それぞれが改善
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Dちゃんが謝罪をし、Aちゃんも資料を作り直すことに同意してくれました!やはり、伝え方はとても大切です。書籍のように、参考となるものを提示できると、相手も納得しやすいですね。
その後、無事に資料はまとまり、発表当日も拍手喝采で終えることができました。ギスギスした場面もありましたが、チームで作ることの達成感と、無事に終わった解放感を味わうことができた桜子。それと同時、今回はチームでまとめることの難しさを痛感。
社会にでたあとは、よりシビアに成果を求められます。ときには、合わない人と組んで仕事をしなければいけないことも。ですが、相手の顔色をうかがい、穏便に済ませようとするだけでは、いいものを作り上げることはできません。逆に、キツイ言い方をしてしまうと、険悪な雰囲気になってしまいます。社会に出る前に、とても大切なことを学ぶことができた桜子。今回の経験が、これからの人生で大いに役立ちそうですね。