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セクハラが横行…でも、まだ働きたい
舞川さんが上京してすぐのこと…。生活費を稼ぐため、バイトを探していました。あこがれのカフェ「カクーノティー」の求人を見つけた舞川さん。すぐに応募したところ、即採用してもらうことができました。やさしそうで頼りになる店長のもと、バイトに励んでいました。
ところが、この店舗ではセクハラが横行していたのです。舞川さんも店長に頭をなでられたり、おしりを触られたり…。イヤな思いをしながらも、あこがれのカフェで働き続けたいと思い、SNSでグチることでストレスを発散していました。鍵アカだったこともあり、率直に思ったことを投稿し続けていた舞川さん。
しかし、ある日のこと、いつも通りカフェに出勤すると、店長に呼び止められます。「これ、舞川さんのアカウントだよね」と切り出され…。
「何で?」鍵アカが店長にバレてパニック
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なぜか、舞川さんの鍵アカが店長にバレてしまいました…。これだけでもパニック状態なのに、さらに「弁護士に電話する」と告げられてしまったのです。言い逃れできない、絶体絶命のピンチに立たされてしまいました…。
するとすぐに、店長の顧問弁護士と名乗る男性が到着。2対1での話し合いが始まります…。
どう考えてもおかしい…
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2対1という状況の中、舞川さんは追い詰められてしまいました…。どう考えても、セクハラ加害者である店長に非があります。ところが、舞川さんがSNSに投稿した内容は「名誉棄損(きそん)・営業妨害にあたる」と指摘され、何も言い返せませんでした。
警察に通報することも考えましたが、もしも、警官が到着する前に危害を加えられてしまったら…。そう考えると、恐怖から行動できませんでした。
舞川さんは混乱したまま謝罪をし、書類を書かされ、現金を渡してしまいます。さらに、免許証のコピーまで取られてしまうなんて…。とても恐ろしい体験でした。
その後、舞川さんは警察に相談します。ですが、免許証で住所がバレてしまっているため、被害届をだすと新たな危害を加えられる恐れがあると指摘されます。舞川さんは、泣き寝入りするしかありませんでした。
たとえ鍵アカでも、どんなルートで情報が漏れてしまうのかわかりませんね。SNSは気軽に自分の気持ちを吐き出せる場所であると同時に、こういったリスクもあります。
そして、自分の身を自分で守るため、セクハラ被害は信頼できる機関へ相談しましょう。警視庁の性被害者相談電話(#8103)や厚生労働省などの外部の相談窓口も利用できます。
- 警視庁「各都道府県警察の性犯罪被害相談電話につながる全国共通番号「♯8103(ハートさん)」」(https://www.npa.go.jp/higaisya/seihanzai/seihanzai.html#:~:text=者等施策-,各都道府県警察の性犯罪被害相談電話,♯8103(ハートさん)」&text=性犯罪の被害に,を運用しています。,2024年11月19日最終閲覧)
- 厚生労働省「相談窓口のご案内」(https://www.no-harassment.mhlw.go.jp/inquiry-counter,2024年11月19日最終閲覧)