慣らし保育は育休中がベスト
保育園によって、慣らし保育がないケースもあれば、子どもの様子に合わせて1~2週間かけてゆっくり慣らしていくケースもあります。「泣かずにお昼寝ができるようになるまで、お昼にお迎えをお願いします」などの基準が設けられていることもあり、仕事復帰後の対応はなかなか難しいものです。
そのため、可能であれば育休中の慣らし保育をおすすめします。そのためには、保育園と職場の双方との相談が必要不可欠です。
- 保育園に慣らし保育にかかる目安を確認する
- 保育園と慣らし保育を始める日程を相談する
- 職場に慣らし保育終了後の復帰をお願いする
- 復帰後、数日は半日勤務が可能なよう調整をお願いする
入園準備・慣らし保育・職場復帰の準備とバタバタするかもしれません。早めに調整できるよう、入園が決まり次第、慣らし保育の方法についての情報収集・職場への相談を済ませておきましょう。
仕事復帰後の慣らし保育なら、夫婦や家族の協力があると◎
職場復帰後の慣らし保育になるという人はいるでしょう。そのような場合は、周囲の協力体制が必要不可欠です。夫婦、祖父母、ファミリーサポートなど、誰がどのようにお迎えに対応するかあらかじめ相談しておきたいですね。
また、入園後の子どもは、慣れない環境から体調を崩しやすくなります。急な欠勤についても考えておきましょう。
慣らし保育中の過ごし方
慣らし保育のスケジュールは保育園によって異なりますが、最初は1~2時間程度から始めます。そのため、一息ついたらあっという間にお迎えの時間がやってきます。仕事復帰前であれば、以下のように過ごすことをおすすめします。
- 妊娠~出産~育児とバタバタしてきた自分のケア
- 子ども連れ&仕事が始まったらできないリフレッシュ
- 今までできなかった場所を念入りに掃除する
- 保育園に必要な物品をそろえる
- 通勤服など職場復帰のための準備
- 仕事モードに切り替えるための勉強
慣らし保育は、子どもだけでなく保護者が新生活に慣れる期間でもあります。今までの自分をねぎらいつつ、スムーズに職場復帰できるよう準備を進めたいですね。
慣らし保育中は、急な子どもの体調不良など保育園からお迎え要請の連絡が入ることも考えられます。いつでも連絡が取れるよう、またすぐに保育園に迎えに行けるよう、あまり園から離れず近場で過ごすなどの注意が必要です。