保育園で設けられているルール例
例えば、保育園で設けられているルールの中には、以下のようなものがあります。
- 保育園に登園するときの服装の種類
- 上履き入れやコップ入れなどのサイズ
- 細かいものにも持ち物にはすべて記名する
- 仕事が休みの日は自宅保育
- 発熱〇度以上の場合は登園不可
- 私物の持ち込み禁止
- 保育園役員は1子につき1回
保育園によってルールは異なりますが、基本的に「子どもが楽しく安心して安全に過ごせるように」と設けられていることが多いようです。
ルールに意見するときのNGポイント
保育園のなかには、昭和からルールを見直すことなく、慣例的に引き継がれているものも少なくありません。
納得がいかないルールについて意見をする時、「〇〇のルールおかしくありませんか?」と保育士を責め立てたり、「納得がいかないので守りません」と言い切ったりしてしまうのはNGです。勢いに任せず、しっかり手順を踏んで意見を伝えられるよう注意したいですね。
ルールに意見するときの手順
納得がいかないと思った際に意見を伝える時は、以下のような手順を参考にしてみてください。
- ルールが設けられた経緯の確認
- ルールに関して否定的な声がないかを知る
- 今現在、ルールが緩和される予定があるかどうかを聞く
- 厳しいルールを緩和してほしい理由を伝える
- 保護者会や保育園の意見箱を通して声を上げる
保育園のルールに疑問を持った時は、まずはそのルールが設けられた経緯を聞いてみましょう。「ケガや事故につながるおそれがある」「以前このようなトラブルの事例があった」など、事情を知れば納得できるルールかもしれません。
園と保護者、双方に見解がある
園と保護者双方に、ルールに対する考えがあるでしょう。
例えば「使用済みのおむつを持ち帰る」というルールには、「使用した枚数や体調を把握するため」などの理由があります。しかし、仕事帰りに重たくにおいのきついおむつを持ち帰るのはとても大変です。
保育園側は当たり前のようにルールを継承しているため、疑問を持っていないことも。意見を伝えることで「確かにそれもそうか…」と、検討事項として取り扱ってくれるかもしれません。あくまでもお話を聞く姿勢でルールについて確認してみると、円滑に双方よしの方法が見つけられる可能性があります。気になるルールがあるときは意識して園と話してみてください。