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乳幼児医療費助成制度!知らないと損するかも!?~千葉県~

生後半年が過ぎると、ママからもらった免疫が弱くなり、赤ちゃんはいろんな病気にかかりやすくなります。そんな時に役立つのが「乳幼児医療費助成制度」です。自治体が助成してくれる制度なので、助成内容や助成方法などは、市町村によって異なります。どうやって活用したら良いのでしょうか?詳しく見ていきましょう!

PIXTA

乳幼児医療費助成制度とは?

「乳幼児医療費助成制度」とは、乳幼児が病気や怪我などにより、医療機関を受診した場合の医療費の一部または全額を、一定の年齢まで自治体が助成する制度のことです。

乳幼児とは、生後0日から満1歳未満までの子供を指します。しかし、乳幼児医療費助成制度の対象年齢は、市町村によって異なります。

また、助成内容や助成方法も市町村によって異なりますので、注意が必要です!

尚、国民健康保険や、会社の健康保険などに、子供が加入している事が絶対条件となります。ですから、赤ちゃんが産まれたらすぐに、健康保険の加入手続きを済ませておきましょう!

実施主体は市町村!

乳幼児医療費助成制度では、県と市町村が助成を行いますが、実施主体となるのは市町村です。

そのため、各市町村によって助成内容が違っていたり、変更になったりしますので、知らないと損をしてしまいます!

日頃から、市町村が発行している広報誌を読んだり、市町村のホームページを確認するなど、情報収集しておきましょうね。

具体的に見てみよう!~千葉県千葉市の場合~

千葉県では、「乳幼児医療費助成制度」のことを「子ども医療費助成制度」と呼んでいます。

平成24年12月より、子ども医療費助成制度が拡充され、助成対象を中学3年生まで引き上げられました。

それでは、千葉県千葉市を例に挙げて、具体的に説明していきます。

助成内容について

まずは、助成内容についてです。0歳~小学3年生の場合と、小学4年生~中学3年生の場合に分けて、それぞれ見ていきましょう。

0歳~小学3年生の場合

  • 通院1回につき保護者負担額300円
  • 入院1日につき保護者負担額300円

小学4年生~中学3年生の場合

  • 通院1回につき保護者負担額500円
  • 入院1日につき保護者負担額300円

助成方法について

次に、助成方法についてです。現物給付と償還払いの2種類に分けられますので、それぞれ見ていきましょう。

現物給付

千葉県内の医療機関にて、子ども医療費助成受給券と健康保険証を提示すると、保護者負担額の支払いのみとなります。

償還払い

千葉県内の医療機関にて、一旦、医療費を支払い、翌月以降、領収書を添付して市役所に申請すると、後日、保護者負担額を除いた額を返金します。

申請に必要な書類と申請方法について

最後に、申請に必要な書類と申請方法について、見ていきましょう。

申請に必要な書類は、下記の通りです。

  1. 子ども医療費助成受給券新規交付申請書
  2. 子供の健康保険証の写し
  3. 保護者(生計中心者)の市町村民税課税証明書等

1の申請書は、各保健福祉センター・こども家庭課、または各種申請書のダウンロードから取得することができます。必要事項を記入しましょう。

3の証明書は、市町村民税額、所得金額、控除額、扶養親族の数の記載がある物を提出します。

申請方法は、1~3の書類を添付して、住んでいる区の保健福祉センター・こども家庭課に持参するか、または郵送してください。

尚、償還払いの申請方法については、必要な書類が異なりますので、千葉市のホームページを参考にしてくださいね。

千葉市のホームページ

情報収集しておくことが大事!

親子 PIXTA

おたふく風邪やはしか、水疱瘡など、乳幼児はいろんな病気にかかります。子供を病院に連れて行くことが増えて、予想以上に出費がかさむものです。

乳幼児医療費助成制度は、そんな時に頼りになりますので、上手に活用しましょう♡

また、住んでいる地域の助成内容や助成方法、申請方法などについて情報収集しておくことが大事です。わからないことがあれば、住んでいる地域の役所の窓口で、聞いてみてくださいね♡

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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