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【全話読める】悪阻あけの職場復帰が控えめにいって地獄だった話
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休職明けに職場に行ったら仕事がなかった
重いつわりに苦しんだハム子さん。課長へ相談し、1か月休職を取ることに。その際、業務の引き継ぎについて確認しますが、「班長には何も伝えなくていい」と指示されます。その代わり、課長へ引き継ぎ業務の詳細をメールで送りました。
ところが、復職直前、ハム子さんが担当だった業務は一切引き継ぎがされていないことが発覚。課長からは「ちゃんと連絡した方がいい」と言われ、混乱します。ハム子さんとしては、課長の指示に従っただけなのですが…。
結局、ハム子さんの業務は班長が巻き取ったようです。職場復帰すると、メイン業務はおろかハム子さんの仕事がありませんでした。さらに、「何も言わずに休職した」として、同僚からも非常識な人として見られてしまいます。
肩身の狭い思いをしますが、主任に話を聞いてもらうことができました。ハム子さんは一時は辞めることも考えましたが、産休を取得するため、仕事を続けることを決意します。
自分の居場所がない…産休までの期間
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産休を間近に控えたハム子さんは、休職明けは雑用をこなす日々だったようです。そして、主任のアドバイスのおかげで、早めに産休に入れることとなりました。
その後、休職時にいちばん迷惑をかけてしまった班長と改めて話す機会が訪れます。
「反面教師にして」妊娠による仕事トラブル
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班長は「体調不良は仕方ない」と理解を示してくれました。
本作では、重いつわりで休職した際の仕事の引き継ぎトラブルが描かれています。つわりの症状は人それぞれ。ハム子さんのように、急激に悪化してしまうこともあります。そのため、業務の引き継ぎがスムーズに進まないことも。
ハム子さんは課長へ体調が悪いことは相談していましたし、業務の引き継ぎのことも確認し、課長へメールを送っていました。しかし、課長を通したことにより、職場のメンバーへは伝わらず、職場を混乱させる事態となってしまったようです。
ハム子さんはこうした経験から、「もっと早めにまわりと連携すればよかった」と振り返っています。つわりだけではなく、体調不良で急に休んでしまうことは誰しもあるものです。周囲と連携を取りつつ、緊急の事態に対応できるよう、職場全体で情報共有できると良いですね。